Nicotto Town



重賞展望


【フェアリーS】前提として牝馬のクラシック候補は阪神JF、クイーンC、チューリップ賞といった直線の長いコースのマイル戦から桜花賞に向かうから言ってみればここは空き巣重賞で例年1勝Cと大差ないレベルになるレース。低レベルな上にまだ体力の付き切ってへん馬が大半やから中山マイルらしからぬ中盤2Fは24秒前後まで緩むのがデフォルト。それでもこの時期の中山マイルはタフらしく上がりはそれなりにかかるし差しも決まりやすい印象。あとは6年連続で1枠の馬が馬券圏内に来てるように内枠有利。血統ではキングマンボ、ロベルト、トニービン、ノーザンテーストらが目立つ。

シホリーンは前走アルテミスSは前が壁になって追い出しが遅れたのもあっての4着なら悪くないし中山マイルも勝ってるから適性面で割り引く必要はなさそう。ただ1番人気でも逆らえへんほどのパフォーマンスとまでは言えへんし相手の1頭かなと。エリカエクスプレスは昨日のシンザン記念でも挙げたように新馬戦の時計や内容はなかなか優秀。ただ中盤早い段階から逃げる形になったのは気になるところで悪癖が潜んでてもおかしくはない。人気がないなら未知の魅力に期待、人気があるなら疑ってかかるのがギャンブルの鉄則やからね。レイユールはシンリョクカの半妹やから前走赤松賞みたいな府中での上がりの速い競馬は恐らく苦手。中山替わりは悪くないとは思うけど赤松賞の勝ち馬がアルテミスS7着馬やからそもそも能力的にどうやねんってのはある。ホウオウガイアは長めの距離を使われてきたようにスタミナ面に不安がないのはプラスやけど追走面がどうかやね。シルバーステート産駒やから東京よりは中山やとは思うけどこれも前走で負けた相手は重賞で通用してへん馬やからね。穴っぽいところではまずティラトーレ。前走ひいらぎ賞は速い流れを馬群の外を回りながら先行する厳しい競馬で4着。勝ち馬はマイルなら世代上位の馬やと思うしこの馬自身の走破時計も同日のターコイズSより速かった。あとはアイサンサン。前走未勝利戦の時計はまずまずといったところやけど加速ラップでまだ余力はありそうやったし新馬戦ではアドマイヤズームに先着。血統的にもアカイイトの全妹でパワーやスタミナが問われるタフなレースの適性は高そう。あとは阪神JF組でジャルディニエとミーントゥビーは相手弱化でここなら通用して良いはず。





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.