Nicotto Town



ゴーストハント全巻読んだ感想

小野不由美のゴーストハント全7巻読み終えました(だいぶ前だけど)


各巻で少しづつキャラクターの素性が語られ、
最後にすべてが解明するため、途中で読み止めないように工夫されているな
と感じました。
アマゾンをみても、ゴーストハントはほぼ最終巻までレビュー数が減っていません。
正直、若干無理のあった設定ですが、最後なのであまり気になりませんでした。

ストーリーをダラダラ解説してもただのネタバレなので
全巻を通して気になったことをピックアップしてみました。

◎心霊現象が起こる場所は気温が下がる。

◎不能犯。人に呪いをかけても犯罪にはならない。

◎呪詛には厭魅(人形を使って呪いをかける術)と蟲毒(生き物を使って呪いをかける)がある。

霊を呼ぶのは素人でもできるが、霊を帰すのは訓練がいる。
こっくりさんが危険なのはこれが理由。

◎強い霊はだれにでも見える。また、霊自身が目撃されようと思っていれば見える。逆に姿や気配を隠している霊は才能がないと見えない。

◎諏訪大社は得体のしれない神を祀っている。しかも、その神は生贄を要求する。
(主神は建御名方(タケミナカタ)神、他にソソウ神、モレヤ神、チカト神など)

◎霊を呼ぶ方法は口寄せ(自分の体に憑依(ひょうい)させる)と魂(たま)よばい(特殊な口笛で呼ぶ)がある。

◎法力は人に向かって使ってはならない。
例えば:九字を人に向かって切ってはならない。

◎七福神の恵比寿は、もともと海からの漂着物をご神体として祀ること。

◎欧米では浮遊霊の概念がない。
幽霊は、場所やモノに憑くもの(いわゆる地縛霊)と考える。

◎屏風、影壁は悪霊が入ってこないようにする風習。
悪霊は直進しかできないという言い伝えがある。

などなど、結構ためになる(ネタになる)ことが多々書かれておりました。






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