重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/01/15 19:43:56
【京成杯】ここ2年後のクラシックホースを輩出してることで出世レース扱いされるかもしれんけど、少し前に同コースのGⅠホープフルS、少し後に大箱コースの共同通信杯があることでクラシック有力馬はそっちに流れることが多く、本来は1勝Cに毛が生えた程度のメンバーレベルになりやすいレース。メンバーレベルが低いのが原因かはわからんけどホープフルSと比べると前半~中盤のペースは緩みがちでスパート地点もこのコースとしては遅くなることが多い。そうなると前有利になりそうなもんやけど実際には何故か差し馬の好走が目立つ。なんしかホープフルSよりは追走力よりも末脚性能が求められるんかなと。血統ではロベルトやトニービンあたりが目立つ。
キングノジョーは新馬戦の勝ち時計は同日の2歳未勝利より3秒7も遅いしスローで流れた割には上がりも平凡で時計やラップ面からは正直特筆する要素は何一つない。この時下した相手もその後勝ち上がった馬は0頭。ジャスティンパレスやアイアンバローズの半弟でシルバーステート産駒ならトップスピードやギアチェンジ力が求められる府中のスローからパワーや持続力が求められやすい中山に替わってパフォーマンスを上げる可能性は充分あるけど、いつも言ってるように1番人気馬に本命打つなら鉄壁の裏付けが必要やと思ってるからね。先週のエリカエクスプレスやリラエンブレムなんかは1戦1勝でも新馬戦が時計・ラップ面での裏付けがあったからそれなりの印を打ったけどこれは別。パーティハーンは同じスローでもレースの動き出した遅かった新馬戦で差されたことや動き出しが早かった未勝利戦で圧勝したことを考えれば長く脚を使うタイプなんかなと。ただその未勝利戦の勝ち時計も翌日の2歳未勝利より0秒1遅いんよね。まぁ、それを勝ったのが1勝C3着のエコロディノスやからそう悪くはないんかもしれんけど。変にスローになると怖いけどここでは上位になるんかな。ゲルチュタールは前走葉牡丹賞はレコード決着の2着と言っても同じ時計で走った馬が3頭もおったし、例年より軽い馬場や締まった流れで引き上げられた感はあるけど3~4角で勝ち馬より外を回したことを考えればこのメンバーに入れば時計やラップ面での裏付けは明らかに1枚上。ブリックスアンドモルタル産駒でまともに揉まれる競馬になった時や上がりの速い競馬になった時にどうかってのはあるけど普通に考えればこれになる。ガルダイアは前走ベゴニア賞の走破時計は前日の3歳以上2勝Cより0秒1速いし距離もこなせそうな感じはするけど東京巧者アエロリットの近親やし外から被される競馬はしてへんから多頭数の内回りがどうか。何よりサンデーR×国枝厩舎やのに他の馬にルメール騎手を持って行かれてる時点で察するものがあるなと。数字の裏付けがある穴っぽい馬は正直おらんけどインターポーザ―は祖母フサイチエアデールの良血馬らしく馬体も良いから将来性はありそう。タイセイリコルドは父ゴールドシップ×母父ヴィクトワールピサで中山2000への適性は高そう。