Nicotto Town



『華麗なるギャツビー』を視聴して

ネタバレ有りの個人の感想。



原作はちゃんと読んだことはないけど、大体のストーリーと結末は知ってる状態で視聴。
レオナルドディカプリオってめっちゃカッコイイ。今まであんまり映画俳優に興味なかったけど、みんながレオ様って言ってる意味がわかりました。

パーティーシーンめっちゃ豪華じゃない。いくら掛けたんって思う。てか夜な夜なやってるのヤバない。掃除が。大変。

デイジー美人。でも罪な女だよね。
ギャツビー目線で見ちゃうから、デイジーお前ぇって思うけど、トムはデイジーのこと愛してたし、デイジーもトムのこと愛してたっていうのがわかるから、この夫婦だけを切り取って観たら良かったねってなる。なるけどもっ。
まあ、でも、怒鳴ったのも悪いよね。

デイジーからの電話がきたかもって希望を持ちながら逝けたのはギャツビーにとってはハッピーエンドだったのかなあと。
あのまま撃たれずに生きていたら、デイジーは自分を選んでくれなかったことと、トムと一緒に街を出でしまって二度と会えないであろうという現実に向き合わなくちゃいけなくて、それは多分ギャツビーにとっては死ぬより辛いことだろうなと。しかも社会的には、世界恐慌に向かう時代だし。
あそこで亡くなったからこそギャツビーだけが狂乱と虚像の時代の中で生き続けていけるんだなと。上手く言えないけど。

ギャツビーが亡くなった後、ニック以外に葬式に来てくれる人がいなくて、結局みんなギャツビー自身に興味はなかったし、ギャツビーは華やかだけれども孤独の人生だったというのがとてもアメリカンドリームの空虚さがあるのかなと。
デイジーが花も寄こさなかったの、電話が繋がらなかったっていうのもあるけど、街を出ようとしてたし、ギャツビーなんて知りませんって感じがして、上流階級の薄情さを感じる。

ニック、君はいいやつだ。唯一の良心。ニックと友達になれたのはギャツビーには幸運だったと思う。


今度原作もちゃんと読もう。




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