三日間の幸福
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/01/21 19:47:12
ミツバチを保護しました。
2025/01/21
保護した場所 | 大きさ | キラキラ |
---|---|---|
自然広場 | 1.44cm | 1 |
三秋縋さんの小説。youtubeでおすすめ本と紹介されていて、たまたま図書館に在庫あったから借りてみた。
1年につき1万円で残りの寿命を買い取ってもらったクスノキ。
寿命を売った人間には、最後の3日間前日まで監視員がつく。
監視員の名は、ミヤギ。
ミヤギは、クスノキには見えるが、他の人間には見えない。
大学を卒業して、60歳まで社員した場合の男性の生涯賃金が2.7億円。
女性が2.2億円だそうだ。
なので、1年につき1万円って低すぎるとクスノキは言うけれど。
2.7億ホントに稼げたとしても、全部生活コストや生きるために使うし。
1年の価値が1万円(実はもっと低い)。そんなものなのかなあと。
この物語は、寿命を買った人の話ではないけど。
もし売られていたならめっちゃ高そうだ。安く買って高く売る。
さくさくと、この物語はどうなってしまうんだろう?
って続きが気になり読み進めた。
最後の3日間で、実は寿命は売ってませんでしたーな展開だったらいいのに、って
思ってた。いちおハッピーな終わり方に分類されるのかなあ。