小説『すべての、白いものたちの』
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/01/25 14:09:40
ハン・ガン 著
『すべての、白いものたちの』を読みました。
2024年ノーベル文学賞作家ということで
著作を検索してみたところ
本書が文庫化されていたので選んでみました。
ワルシャワと韓国とを舞台に
さまざまな「白いもの」によって紡ぎ出される
著者と著者の姉との物語。
読み始めて数ページで
頭がしんとなりました。
なんという繊細な筆致。
この本はおやつを頬張りながら読んじゃだめだ と
一度本を閉じ
急いでパルムを食べ終えたのでした。
生まれて2時間で亡くなった姉。
もしも彼女が生き延びていたのなら?
鎮魂と恢復の詩(うた)です。
これ以上はうまく説明できません。
気になる方はぜひ手に取り
味わってほしい。
白の静謐を。
白の死と生を。
白の美しさを。
5歳年上とのことです。
お姉さんが生きていたらおそらく自分は生まれてこなかった という発想で
ストーリーが進んでいきます。
パルムとハーゲンダッツミニはわが家の必需品です♪
食べながらだと本の雰囲気を台無しにしてしまう気がしたので。
ミスドのピエール・マルコリーニ、食欲をそそるビジュアルですね~
ぜひ食べてみたいです。
このお姉さんとは双子ではなくて、
違う年に生まれた姉妹なのでしょうか?
それにしても、パルム、おいしそう♪
と思いながら僕は
ミスドのピエール・マルコリーニ・コレクションのドーナツを
食べちゃいました。。。