Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~猫姫さまは鞠がお好き



タイトル。
だって猫だから。

本当はもっとこう昔話的な導入を書くつもりだったのです。
古い蔵の奥に扉があって、そこに猫ばあやがいて。
丁度いいから猫姫さまの遊び相手になって、という感じで。
でも考えて一晩経ったら、書くほどでもないか~となり、省略。

今はおすまししてますが、猫姫さまはまだ子供なので。
たいへん、激しく遊ばれます。
障子が~襖が~それはキャットタワーではございません~!

メインで着ているのは黒ガチャ52弾の「三毛猫遊戯」の目玉
「ゆらゆら手毬(紅)」です。

この頃はニコタにインしていなかったようで、
頑張ってちょこちょこ集めてますが
コンプリートが遠い。
服系は「手毬(湊)」「茶々丸」「たま」が未確保。
小物は「スタンプ」「小槌」が未確保。

色ガチャ17弾版の「手毬」は(藤)、(蒼)共にありますが、
ぱっと見、なんか似ていて。
どうせなら緑系とかにしてほしかったかも。

でもこの元の「手鞠(紅)」の方が子供っぽい雰囲気あります。
そのせいでうちの猫姫さまが~。
あ、帯は変えました。







なんとなく本屋に入って。なんとなく、でもくまなく見て。
「あ、花花の23巻出てたんだ、買ってない」
ということで購入。
成田美名子の『花よりも花の如く』のことです。
能役者の青年の成長漫画。

成田作品はそれこそ超初期から読んでいまして。
華やかでスタイリッシュな絵柄が人気で
かつてはLaLaの看板でした。
 
一番好きな作品は? と聞かれたら。
『あいつ』と答えます。
隣に越してきた破天荒二人組に影響を受けて
進路とか考え方とか変わっていく女子高生の話。
この二人組の印象薄い方の七穂くんがずっと私の推しで、
というのはともかく。
大事件があるわけでも、超美形がいるわけでもない日常系。
だけどなんか好きという。

その『あいつ』に追いつきそうなのが『花花』なんです。
いや、すごいですよね。
漫画家さんもベテラン越えていかれると
線が細くなったり、荒くなったりするんですが、
十分に美しい。
題材が能という和風なもので、それがかえって良かったのかも?
23巻というのもすごいけど、連載開始から23年というのもすごい。
それだけじっくり描かれたということで。

23巻はいよいよ大舞台「道成寺」の幕あけ直前で、
これまでの人間関係の総決算みたいになっています。
うわ~。メロディしばらく買ってなかったけど
バックナンバー買うべき?

成田作品は。
華やかな絵柄や舞台背景だったりするんですが。
どんなに絵が派手でも、実は中身が案外地味だという。
主人公たちの内面の悩みをじっくり昇華して描く系。
正直、この絵柄ならば派手なストーリーにして欲しいと
十代の頃とかは思ったものです。
上から目線でもったいないとも思っていました。
『エイリアン通り』の頃ですね。

個人的には『CIPHER』『ALEXANDRITE』は
私の中での評価は高くありません。
アメリカ舞台で主人公アメリカ人でも
メンタルが日本人なんで。
多分、アメリカ人だとそんなこと悩まないだろうと違和感があって。

なので『NATURAL』で舞台が日本に戻って安心したところがあります。
まあ、『NATURAL』はバスケと弓道両方、主人公にやらせるの
欲張ったなー、という気もしますが。

個人的に弓道に絞って欲しかった。
憧れがあるんです、弓道には。
今でも駅とかで和弓持ってたり、細い袴姿だったり見るとどきどきします。
一回くらい三十三間堂の通し矢見てみたい。
近いくせに行ったことない……。

うん? ペルー人が主人公だって?
日系移民が多いからいいんだよ。
それにもう日本在住の方が長いし。
これに出て来る大沢くんは、オタクらしいオタクでお気に入り。
友だちになりたい。

『花花』はこの『NATURAL』のスピンオフになります。
なので一話が収録されているのは一巻ではないという罠が。
まあずっと買ってるから問題ないですけど。

大変申し訳ないことに。
リアルだと能はあんまり……なんです。
そもそも、なんと謡っているのか分からない。
観る前に予習が必要。
狂言だとその点まだ分かりやすいんですけどね。

こういう能や歌舞伎のような伝統芸能って、
女性は舞台に上がれない
(今は女性の能楽師さんもいる)というのが、
子供の頃からなんかいや~って思ってました。
落語なんかも、噺家が女性だと厳しい題材もあったり。
過去にも、そういうお家で女性の方が本当は才能があった、
とかもあったんじゃないかなあ。
日舞の方に進んだ人も多かったかもですが。
なんか想像して勝手に同情していただけかもですが、
もやもやはね、ずっとありました。
同時に、伝統は伝統として尊重すべし、
という考え方もまた、自分の内にあったりもして。

幸い(?)歌舞伎にも嵌りませんでした。
歌舞伎はチケット代が鬼……。
歌舞伎も能も文楽も日舞も、観に行ったことはあります。
でもどれも琴線に触れなかったんですよねー。
多分それは。
着たい着物が出てなかったからw

人形好きの人形者でも文楽人形はなんか違ったし。
やはり、口が開くのがなー。
人形の口は閉じているのが好みなんで。
あと、一緒に暮らしたいタイプじゃなかった。
人形、そこ大事です。

あと。歌舞伎だと、
通しでやるのが無理だから一部だけ上演とか、
内容が超展開になったりするのが納得いかなかったりね。

「桜姫東文章」とか、もうつっこみの嵐よ。
知識(あらすじ)として知ってるけど、上演してると聞いたことはない。
倫理上問題ありすぎだから?
最初からノンストップ超展開だから……。
一時期、木原敏江がよく題材にしてたんで、あれは助かった。
分かりやすい。漫画っていいな。

本当に、久々に紙の漫画読んだな~って気がします。
(先日購入のスキビ新刊は未読)
ずっと色々読んできたし買ってきたし。
読んだ漫画の冊数なぞ延べで何十万、もしくは何百万冊と読んでるかも。
所持漫画とか、学生時代は目録作ってたけど
社会人になってからやらなかくなったのでどれだけ持ってるか不明。
でもまだ目録作ってた頃で万いってた(遠い目)。
今は処分したり売ったりあげたりもしたので多少は減ってる、はず。
買ってるシリーズも10くらいだと思う。
かなり途中で切った。『呪術回戦』も『ヒロアカ』も。
何十年スパンで買ってた「花とゆめ」も「少年ジャンプ」も買わなくなったし。
一時期は「モーニング」が熱かったりもしたけれど。
正直、読む時間がないという。
ウェブ小説ばっかり読んでるから……。
書くのは、ちょっと集中力が落ちてしまって。
モチベを! 誰かモチベをください!




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