Nicotto Town



春へ

あなたが生きた日々に
咲いた花の数は

あなたが僕にくれた
幸せの数に等しい

遠くに行ってしまっても
花の香は残り

目をつぶるとその色は
虹のように浮かんでくる

鳥が鳴いている
冬の凍えた寒さの中

その声は悲しみではない
その声は暖かさを運んでくれている

冷たい頬を流れる
涙のように

北風に枝が揺れている
蕾が膨らむのはもう少し先

あなたが好きだった春が来る
もうすぐにやって来る

若い緑が萌え
花の香がする

そんな春を
わたしは独りで感じている

目を閉じて

そして
独りだけで


ありがとう



#日記広場:小説/詩

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2025/02/04 22:00
Reimy 様

いつも見ていると心が和む存在だった春ちゃん
捕獲?時から知っているかわいいネコちゃん

この想いが虹の橋の先まで届くといいな
何となく春ちゃんを思い出したら浮かんできました

「はる」という名がピッタリでしたね

もうじき冬が終わると
春ちゃんがやってきますよ

アバター
2025/02/04 10:33
セカンドさん、素敵な詩をありがとう。
虹の橋を渡った春ちゃんの姿が浮かびます。(;_:)感謝です。



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