温泉と硫化水素
- カテゴリ:コーデ広場
- 2025/02/19 01:37:21
春よ来い! はーやく来い! 寒いと暖房費で懐まで寒くなるよ~~~('◇')ゞ
もらったステキコーデ♪:22
・⇓の記事を読んで 複雑な思いを抱いたのを吐き出したくて投稿
「安全管理いつも厳重なのに…」3人死亡の福島 温泉街に走った衝撃(朝日新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/64940c818a3ae2cbfb6bea3391a5d9255bb300ec
2/18(火) 21:05配信
源泉かけ流しの硫黄泉が人気の福島県内屈指の名湯で何が――。吾妻連峰のふもとにある福島市の高湯温泉で18日、源泉管理のため山中に入ったホテルの支配人や従業員ら3人が亡くなっているのが見つかった。温泉街には大きな衝撃が走った。
3人が亡くなった花月ハイランドホテルと同じ源泉を使う老舗旅館「吾妻屋」社長の遠藤淳一さん(69)は18日、「信じられない」とショックを受けた様子だった。高湯温泉観光協会のHPによると、高湯温泉では複数の温泉旅館などが9カ所の源泉施設を使っている。
3人とは現場でよく会っていた。全員が温泉について詳しく、携帯電話とトランシーバーを所持し3人1組で行動するなど厳重な安全管理態勢だったという。
県警は、3人が硫化水素ガスを吸った可能性があるとみて死因を調べている。
遠藤さんは40年以上、源泉から宿泊施設などに温泉を引く供給パイプが湯の花で詰まらないよう定期的に清掃している。硫化水素ガスの濃度が高くなると中毒を起こす恐れがある。風がない日や濃霧の日はガスが滞留しやすいため気をつける。
◇ 感想 ◇
まず最初に、ご遺族の皆様 関係者の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
皆様の痛み・衝撃を察してあまりありますので、以下に述べる私の文章は 今はお読みになりませぬように。
この記事の表題を見たとき 正直に言えばイラっと来た。
記事本文と合わせて 事件報道としてのこの記事そのものには何も問題点はない。
そのうえで 私がなぜイラっときたのか非常に不愉快かつ腹ただしく思ったのかをかく
・・
・これまで 温泉地の硫化水素での死亡事故は繰り返し報じられてきた。
そのたびに 温泉周辺で硫化水素はつきもの、特に積雪時には 雪の間に硫化水素だまりは発生しやすいから、そこにはまって死んだ観光客など自業自得的印象が拡散されるような記事は 2・3年おきに目にしてきた。
もう何十年も たぶん40年前後
一般市民の立場からすると とことん 客を鴨にしか思っていない北陸・東北の観光地めが! ぜったい 冬場に営業している積雪地帯の温泉(炭酸泉をのぞく)には 年中通していかないわい!と
私は 心底 怒っていた。
というのも 夏場しか営業していない温泉の経営者にその理由を尋ねたら、積雪による交通問題と 硫化水素問題を挙げた人もいたからね。
良心的経営者は 万が一の危険を考えて つまり利用客の安全性を考えて 営業期間を限定している、その分収益は減るから施設的には ひなびているのか・・ と私は納得したもの
特に 私が 怒りを感じたのは、子ずれの3人家族が雪の中で相次いで倒れて その倒れ方から 子供を救助しに行った両親が相次いで死んだ様子がまざまざとわかる死亡事故はあったのに その温泉地が平然と営業を続け その事故報道も あっさりと「よくある事故です」的なものであったこと
その事件の印象が 何十年たっても残っているからこそ
この記事を読んだ時に イラっと来た
安全管理の限界を超えた事故が発生するのが、積雪地帯の硫化水素付き温泉の実態だと これまで繰り返し報道され
利用客が注意するだけでよろしく~的取り扱いしてこなかったくせに なに この表題!
と思ったわけ。
そして本文を読んで、なるほど 身内の死亡なら 当然取材対象者のことばとして こういうセリフになるよね~
これが 死んだのが観光客だったら、「安全管理に問題はなかった」というコメントが表題になってたよね~
と 心底腹ががたった。
と同時に、この温泉は、冬季営業だったのか 休業中だったのか? 書いてないなぁ~
休業中に源泉管理にでかけて お亡くなりになったのなら
そりゃ ご遺族も関係者の方々も 悲痛な思いにかられるだろうと 思い、 記者よ そこまでしっかりと書け!
と思った。
まあ この記事を出した記者も編集も、過去の温泉地での硫化水素死亡者(観光客)の遺族への思いやりなど皆無だから
現時点の関係者のことだけ思って こういう控えめな文章にしたんだろうと思ったけど。
そういう意味では 昨今の記者も編集も、本当に視野が狭い
取材対象に気配りできたという意味でこの記事は問題ないけど、頑張ってもその程度の気配りしかできないのかよ(読者の中には 過去の同じ事故での遺族・関係者も多数いるのにその存在には全く気付かないないよね!) ともいえる。
逆に 営業中の温泉での事故なら 言葉は悪いが
「xxぁ」という言葉を浮かべる人がいたとしても
責められないでしょうと思った。
・福島県 高湯温泉 吾妻屋 公式サイト
http://www.takayu-azumaya.jp/onsen.htm
を見ると 積雪の中の温泉の写真が多数なので、冬季営業もやっているのかな?
2025年4月1日からリニューアルのために一時休業予定と書いてあったので
よけいに 経営者一家にとっては 打撃が大きいだろうと気の毒に思った
(結論)
ご遺族の方々には 心からお悔やみ申し上げます
しかし 硫化水素が発生しやすいタイプの温泉地形での
冬季営業は いかがなものか? と改めて言いたい!
秘湯ブームもインバウンドも それに乗せられて 営業拡大をはかると
今後 ますます死亡事故が多発して
そのうち 国際機関から 温泉の営業禁止! なんてごり押しが
日本政府に突き付けられることになるよ!!
そもそも外国人なんて 安全配慮注意をガン無視しして 勝手なことをして
死んだら文句を言うだけの存在なんだから!!!!!
ある意味 死んだのが外国人観光客でなくてよかったと思うべきです。
そして 危険性を留意して行動しているはずの経営者と従業員ですら 全員死亡するのが 硫化水素付き温泉地帯なのだと 今回の事例は示しているのです。
その意味を真剣に考えて 営業方針を転換することが
これまで亡くなった多くの観光客と 今回の3人の犠牲を無駄にしないことだと思う。
(皮肉な私は 何十人観光客が死んでも無視の営業スタイルも
身内がなくなれば 少しは見直す気になる? ですが)
そもそも 「携帯電話とトランシーバーで連絡とりあって」って
それのどこが安全対策なの?
硫化水素って 吸ったら一発昇天で、臭いで逃げるレベルの話ではないというのは 過去の 観光客の死亡事故からあきらかではありませんか!!
だから この記事を読んで いかに魅力的な写真が公式サイトに載っていても、こんな温泉地に行かなくてよかったと
マジで思った。
私は 炭酸泉が一番好きだ。 安全だし のんびり使っても無問題w
硫黄泉は、いおうの臭いがして 温泉らしいイメージではある。 殺菌効果が高く皮膚病に利くといわれる
その硫黄泉の中に「硫化水素泉」もある。
皮膚への浸透効果が高く云々といわれているが、湯あたりしやすく 積雪時には しばしば 温泉宿や泉源の近くで 硫化硫黄だまりが起きて 観光客がワングループ全員死亡事故が 多発している温泉でもある
だからこそ 積雪地域の硫化水素泉で営業している宿を 私は 非難してきたのである。
己の金稼ぎのために しばしば 客が死亡していても平気
死亡事故が起きても「安全対策はしていた」と言って反省の色なし
それが 従来の 新聞記事に答える経営者たち・観光協会の談話だったから。
なので 雪見の湯は炭酸泉が一番です!
私も その授業は受けた
でも、換気してたのに 1教室分の生徒が多数気分が悪くなった事故(死者なし)が発生してから その授業はなくなったんじゃなかったけ??
しかも 「硫化水素の実験」のせいで 硫化水素を甘く見るようになった世代が発生したのではないかと、ライト小説などでの硫化水素の取り扱買われ方(描写)から私は思うようになった。
私個人は、日ごろ ちゃらんぽらん気味の理科教師が えらく前置きして いつもと違う態度で あの実験をしていたから
「それだけ危険な気体なんだろう」と思いましたが・・
そして 人体に影響を及ぼさない程度の濃度の気体でも
あれだけ臭いのなら 絶対に近づかないでおこうとも思いましたが・・クラスメートの中には 一瞬すぎてよくわからなかったと言ってた子もいた。(臭覚・知覚の個人差は大きい)
でも 積雪時に多発している硫化水素事故記事を見て
気が付いたときには一発アウトなのが 野外の発生地帯なのだ
(殺生石の事例をだすまでもなく)と 改めて思いましたけど・・
その辺の認識が 欲に目がくらんだ経営者・観光地の人間にはないらしい と常々思ってました。
・そういう意味では、理科教育の中にあの実験を組み込んだ人の意図(硫化水素の臭いを覚えて、そういう臭いのする場所には 一切近づかないようにさせようという警告的意図)が 真逆の結果をもたらしたのかもしれない
ここにも 「教育の大衆化 全員に同じ教育を という平等精神」が 実際には うまく機能しなかった事例・現実があらわれているのかもしれない・・
「教育の新たな課題」ともいえるけど、この問題に取り組めるだけの力が 今の日本にあるのだろうか?