昨日早朝 大雪に関する思いをこの日記欄にも投稿したが
ネットにも 雪下ろしに関する記事がいろいろ 出ているのに気が付いた。
①転落事故多発、兆候ない時は除雪控えて 目安は「ふすま開きづらい」(山形新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c04a7e22d56aebbe00830890373893c85fdd1c3
2/22(土) 10:34配信
・雪の山形ならではの記事、 抜粋すると
『 県防災危機管理課によると、今季の雪害事故の死傷者は20日午前10時現在、99人(死者3人、重傷64人、軽傷32人)に上る。市町村別では米沢市の21人が最も多く、原因別では雪下ろし中の転落が最多の51人となっている。死傷者数は少雪だった昨年同期と比べると約7.6倍』
『 雪下ろし中の重傷事故を防ぐ装備として命綱は有効だが、建物の特徴に合わせてうまく適合させるのが難しい。防災科学技術研究所雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所(新庄市)の田辺章洋(たかひろ)特別研究員は「屋根の形状や住宅周辺の環境により、命綱のフックを固定できないケースもある」と話す。
屋根に雪止めや専用のアンカーが設置されていない場合、作業場所の反対側にある樹木や柱に固定するのが一般的だが、隣家と密接している住宅街では難しく、電柱などの公共物に設置することはできない。テレビアンテナや雨どいは人の体重に耐えられる強度がなく、設置してしまうとかえって事故につながりやすくなる。 「命綱の装着が難しい場合、無理に屋根に上がらないことが重要だ」。こう指摘するのは米沢市内で除雪作業を請け負う後藤組(同市、後藤茂之社長)の本間一郎さん(73)。雪下ろしが必要となる目安は、室内のドアやふすまが開きづらくなった時で、支障が出ていないうちは作業を控え、「落雪の危険性がある軒下には近づかないようにする対策を取る方がベスト」とアドバイスする。 どうしても雪下ろしを行う際の注意点として本間さんは、▽2人以上で作業する▽ヘルメットは必ず着用する▽地面の雪はそのままにしておく▽滑らないよう5センチほどの厚みを残して雪を下ろす▽屋根の端で作業しない―などを挙げた。1人で作業しなければならない場合は、近隣の住民に伝えておくことが大切だとしている』
(感想)
確かに、落下事故を防ぐためには、雪下ろし作業の回数を減らすのが1番何だろうけど、住民にとっては、ぎりぎりまで雪下ろしの回数を減らすのもまた、「つぶれやしないか・家の傷みを加速させないか」と気がもめることになるのではないだろうか?
それに 雪下ろしに人を雇わざるを得ない世帯の場合、同じ地域で積雪限界が来るのが重なるだろうから 人に頼みにくくなるので 結局はやめ早めに雪下ろしせざるを得ないのでは?
確か前回の大雪の時には 頼まれ人が手一杯なので やむなく自分で雪下ろしして亡くなった方がいたような・・
そういう意味では 救急隊都合の「雪下ろしの回数を減らして」要請の気がしないでもない
つまり それだけ 切羽詰まっている状況だということはわかった。
でも 軒下に近づくなと言われても、玄関の出入りやごみ箱置き場って軒下通りませんか?
山形では ゴミ箱をどこに置いているのか知らないけれど
・この記事についていたコメントで
「灯油で湯を沸かし、屋根裏に循環させる「灯油自動融雪装置」:灯油代金50万以上
「融雪ボイラー」:約50万とあった
灯油価格は高騰しやすいから、年より世帯・子育て世帯にとってはきつい負担だと思う(家計がギリギリ世代だから)
②屋根の雪が自動で…豪雪地帯で生まれた「ヤネラク」全国から注目 福島(TUFテレビユー福島) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8bfadec1661504e97c1d788406e5cb9aa8d0542 2/20(木) 14:31配信 動画つき より
・設置費用は標準的な住宅で40万円から30万円ほどで、電気代などの費用は冬の間、1万5000円から1万円ほど
・南会津町の電気工事会社テクノあいづ(14年前に設立)・五十嵐孝太さん(開発し特許をとった人)曰く
「屋根の頂上の部分で非常に強く結合したような状況の雪になっていますので、(ヤネラクで)そこが割れると、自動でその雪の自重で落ちていく」
会津だけでなく北海道や日本海側の豪雪地を含め全国でおよそ1300棟に設置
(感想)
家周りに雪を落下させる余裕のある家庭にとっては、ありがたい装置だろうなと思った。
・ヤネラクの使用感に関する情報は
https://news.yahoo.co.jp/articles/5525fca2a00a00eaa804c617bb4d360c1d574c59?page=3
2/20(木) 13:48配信 「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年2月20日放送分より にあった
「スイッチを押してから1時間が経過すると、屋根の雪に隙間ができました。時間の経過とともに雪が屋根からせり出してきます。
そしておよそ3時間後には、屋根の雪は一気に落ちてきました。 この設備の初期費用はおよそ30万円。あとは使用するごとに1000円ほどの電気代がかかるといいますが、使用するのは月に1、2度」
③https://news.yahoo.co.jp/articles/3a7963c63a10c8115f64be069ac6a68d33d363f9 2/20(木) 1:22配信 によると
関越道が止まって 首都圏に入れないとか
会津若松市 除雪がおいつかず すでに2週間近く路線バス全体が運交見合わせ(会津乗合自動車バス事業本部 津田弘幸本部長曰く「ここ数年は記憶がないという状況」)復旧の目途なし とか
一方、新潟県長岡市川口地域のように、スーパーが高齢者世帯に商品配達サービスを行っている所もある。
スーパーの経営を圧迫しないことを願うが、これもまた相互扶助精神に基づく地域の方のボランティアだと思う
こういう店には 冬季営業中の利益に対する課税額はゼロにするなど行政的配慮をしてほしいものだ!
・こういう状況なのに のんきに積雪を楽しんでいる外国人観光客には 本当に腹が立つ!
自己中の度塊の寄生虫めらが!!
ちなみに 雪を活かした伝統産業も
『魚沼で300年以上続く酒蔵。魚沼産の米のうまみを最大限に引き出した「淡麗旨口」の酒。
青木酒造 阿部勉さん 「ここを開けて、この中に約400トンの雪が入る。パンパンに400トン詰め込んで閉じて、だいたい春先から解けていく。1年徐々に解けていきながら」 冷蔵庫では電気代もかかり、ムラができますが、雪で温度が保たれる雪室なら、じっくりムラなく醸造されます。 青木酒造 阿部勉さん 「温度のストレスがない分、非常にまろやかな熟成がされる、これはやっぱり雪のおかげ。生活の中で雪を取り込んで、味方につける、そういうものが雪国の暮らしの先人の知恵。生活に溶け込んでいるもの」』
https://news.yahoo.co.jp/articles/c78b72e3d3f8cfa1d87953c12313b195797aeddf
2/19(水) 17:39配信 動画あり より
というわけで ぐるっと1周回って、昨日の私の投稿分の案を検討してくださる方がいるといいなと思いました。
そして 現在 雪に苦闘されている方々を遠くから応援しております。(思うだけで なにもできなくてごめんなさい。その分 雪解けが進んで交通が回復したころにふるさと納税か何かで支援したいと思います)