海賊女王
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/02/24 06:37:10
先日アイルランドの作家のお話を伺って、皆川博子氏の小説「海賊女王」を思い出した。調べると、2016年に読んだんだった。
当時の感想文w
「「イングランドの犬にはならない」しかし隣接する部族の侵攻も食い止めなければグローニャの一族は危ない。綱渡りのような駆け引き、陰謀、圧倒的なイングランドの軍隊に挑む彼らの戦いに頁をめくる手が止まらなかった。主人公はじめ前巻からの登場人物は老いの影が忍び寄り、子や孫たちの思惑も丁寧に描かれる。壮大な叙事詩を読んだ満足感でいっぱいだ。15歳の時、海に向かい「マクティーリャ!」と泣き叫んだ少女の生涯の最期に彼らがいたことは幸せだったろうと思う。しかし、泣ける。」
皆川博子氏の小説にはハズレがない。
中でもこの「海賊女王」は好きな作品ベスト3に入る。
他には「開かせて頂き光栄です」その続編の「アルモニカ・ディアボリカ」、「死の泉」も恐ろしさと悲しさのブレンドがすごくいい。
おはようございます。
「アレックスと私」は創作ではないから、余計やるせない気持ちがわきますけどね。
積読の多さはわたしのほうが勝つかも(;^ω^)。
ロワゾーさんもお好きなんだ!いいですよね、カッコいいですよね~!(⌒∇⌒)
ネットの評では彼の周囲の人物が史実と違うとかいちゃもんが多い印象だけど、面白ければいいの。
難を言えば、もっと早く続きが出ればいいのに。
ゆっくりながらいろんな本を読んできたと思ったけど、
皆川女史の作品をなんで読まなかったのかなぁ。
ミーハーだから手に取らなかったのか、ミーハーなのに読まなかったのか。
せんちゃんの感想文を読むと、読みたくな《るんだけど。
以前紹介してた《アレックスと私》も積読してるんだよねぇ。
死ぬまでに読めばいいかw
ずっと楽しみに追ってます。
マリアタすてき。( ´w`)❤
電子書籍、場所取らないし文字を拡大できたりで便利なんですけどね。
紙の本の厚みからあと1/4くらいかあ…とか実感するのが好き^^
わたしも歴史もの大好き!今続きを楽しみにしてるのが「ヴラド・ドラクラ」という、かの串刺し王を主人公にしたコミック。既存のイメージを覆す聡明で知略にたけた主人公がとてもいいです。
ひさびさに紙で読むか。
歴史物好きです。
うん、皆川さんの作品、まーーーだまだ読んでないのたくさんあるけど、
今のところ『海賊女王』はトップと言ってもいいくらい好きな作品だよ~。
日本舞台のはそんなに読んでないんだけど(ほぼ短編のみかも)、
『ゆめこ縮緬』は積んでるわ! そうかぁ、楽しみに読んでみる!!(´∀`)
うん、長編だけど身内も周りも敵だらけの中女主人公が活躍するのは本当に心躍るよ。
感想文、実は亀さんと知り合ったのは「読書メーター」という読書感想文がメインのSNS だったの。
同じ本を読んだ人の感想文がいっぱい読めるので楽しいよ。「この本、面白いかなあ」と本屋で買う前に「読書メーター」で他の人の感想を参考にしたりね。
亀さんもトップ3に入れる作品なんだね!なんか嬉しい~!!
序盤こそ、静かでゆっくりだけど気付けば怒涛の展開で読み終えた満足感の切なさときたら(´;ω;`)ウゥゥ
わたしも「開かせて…」のラストの1冊、物語が閉じてしまうのがいやで読めないでいるの。
本当にもったいないというか悲劇の予感しかしないし。
皆川博子氏、日本を舞台にした作品もすごくいいよ。現代ものよりは大正、明治あたりの舞台のほうが好き。海外歴史ロマンを書いた同じ作者と思えないくらい文章が違うけれど魅力的だよ。
短編も素晴らしいなと感じたのは「ゆめこ縮緬」。
大人っぽい感想文…と思ったら、大人になって書いたやつか。
感想文って聞くと、学生の宿題をつい連想しちゃう。
私も、皆川さんの作品でトップ3に確実に入るよ『海賊女王』。
すごいよね、分厚い上下2巻もまったく飽きさせない。
うちの母親も、これで皆川さんにハマってた。
去年日本で買ってきた、『開かせて……』の最後の一冊、
『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』、もったいなくて積んでるけど、
そろそろ読もうかな……(≧▽≦)