終末のフール
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/10/30 01:53:55
ずっと読みたかった本、
伊坂幸太郎の「終末のフール」をようやく読みました。
3年後に小惑星がぶつかって地球が滅亡するとしたら、
今日あなたは何をしますか?
それは意外なほど、普通の日常。
悲惨な状況の中で、
コツコツと日々を生きる人の優しい心の交流。
もちろん自暴自棄になったり、
人の弱みにつけこんだりする人もいるけど、
人は過酷な状況になると
より強く優しくなれるのかもしれません。
阪神淡路大震災を思い出しました。
命は自分のものであって、自分だけのものではない。
自分で自分の命の灯を消すことはしてはいけないことだなぁ
と、初めて感じました。
でも、できるだけ助け合える人間でいられたらなぁって思います。
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(交換でなく、希望者に差し上げます)
興味ありましたら、覗いてみてください。<(_ _)>
だけど、自分だけ余命宣告受けたり、何かに巻き込まれたり
被害にあったりしたら、寛大でいられるか自信ありません;;
そう考えると自分の弱さ感じます^^;
聖母のように優しくなりたいわ~☆
でも、作品としても楽しめます。
私もさんざんジタバタして、
気づいたらいつもの生活に戻るんだろうな。
思っていたところがあります。
でもやっぱりそうじゃないですよね。
つらい人が少しでも減るように、周りの人を大事にしたいですね。
死を見つめてこそ、本当に生きる大切さがわかると 言います。
もし、「あと1ヶ月の余命です」 と、告知されたら、私は何をするだろう?
たぶん、今と変わらない日常を送る気がします。
言葉だけでは救えない命、お金だけでは救えない命
悲しい現実がありますよね。
せめて自分の周りの人に、役に立てればと思ってますが・・・