コーデ記録~秘めやかに紫に燻る
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2025/03/03 00:40:02
今回、お話は無しです。
いつも適当に書いてるだけですが、
今回は浮かばなかったので。
はい、おひなさまですよー。
昨日の「衣通姫」もおひなさま扱いですが。
3日対応のコーデはこれで終わるかも。
ベースになっているのは
「十二単(かぐやの姫君)」白です。
元の十二単の重ね袿の紫が目立っていたので
紫をキーカラーにしてみました。
「前結び帯(狐の嫁入り)」紫を合わせ、
「梅とうぐいすの羽織(薄紅梅)」(ピンク)を羽織らせて。
「聖光婚礼式」の紫のアイテム、
「チャイナティアラ」「チャイナピアス」「天の川の羽衣」
をここで使ってみる。
背景の「貴人のおましどころ【R】」も紫で。
なんかきれいにまとまったかなと。
紫というと、どうも「香」と私の中で結びついていまして。
ちなみにタイトルですが「ひめやかにむらさきにくゆる」と読みます。
燻るんだからお香かな。
ほら、源氏香とかもあるし。
香合わせとかもあるし。
昔、中学生くらいの時に
「丘の上のミッキー」という少女小説を
数冊読んだことがあります。
コバルト文庫で、表紙が可愛かった気がする。
おそらく、当時の自分が持っていないものを沢山持っている
主人公に嫉妬して読めなくなったんじゃないかなー。
多分、最終巻まで読んでない。
で、その中に香道の家元か何かのお家のヒーロー(?)だかが出てきて。
当時、香道とかまったく知らなかったので
「ほー」っと素直に憧れました。
当時の私は。
あまり知らない人には文学少女と思われていた節がありましたが、
実際に読んでいた文学作品も、
父の書架から引っ張り出して読んでいた
スペースオペラにファンタジーにしてもすべて海外ものでして。
あとは大量の漫画。
大長編の少年漫画とかも読んでたし、もちろんメインは少女漫画。
つまり。
日本の文学も文化もあまり知らずに来ていたのです。
まあ、今でも、ではありますが。
ちなみに、所謂「文学作品」をまともに読めたのは
中学までだったので、その時に国内文学も読んでおけば、
と思わないでもないですが。
ただこう、読み手がお子様だった為に
その時には理解できず流したことも多かったのですが。
後になってふと、「ああ、あれって……!」と気付いたりはありました。
例えば。
小学生の頃にサン=テグジュペリの『星の王子さま』を読んでいるのですが、
その時は何も感じなかったのです。
しかし、中学生になってから読み返したら大泣きしたという。
読むべき時が作品にはあると知ったのはこの時でした。
でも今でもドストエフスキーとかトルストイは
やっぱり理解できない気がするんだ……。
ただそうやって流し読んでいたものも含めて、
結局は今の私の血肉になっていますので、
まあ、無駄ではなかったかな、と。
和の文化への憧れもありますが、
しかし自分が華麗に身に付ける!
……なんてことはありえないと、
大人になってから自覚するんですよ。
ちなみに。
三歳の頃、ほぼ家族状態だった人に連れられて
日舞のお稽古に行っていました。
しかし初舞台で真っ白になって大泣きしてやめてしまったというw
三歳児だから許されましたが。
水おしろいを塗られた感触だけ今でも覚えている。
今でも大勢の人前だとあがって真っ白になるんですけどね……。
香道にも憧れはあるけれどしかし。
それ以前の問題として、
私、鼻があまりよくないのです。
幼稚園の頃に副鼻腔炎になっていたせいかもしれない。
何年も耳鼻科に通って完治はしてますが。
だからきっと、お香の差とかわからないと思う。
たま~に家で気に入りの香を焚くことはありますが。
香りといえば香水。
どちらかと言うと甘いフローラル系か柑橘系が好きで、
あまり濃厚なものは好みません。
ただ二十代三十代の頃と同じようなものを選ぶのは
さすがにどうかと思っていたのですが、
先日、コーセーのコスメデコルテのKIMONOシリーズを
吹き付けたカードをもらって、
このYUIがとても好みだったのです。
これなら許されるんじゃないかと思うので、
誕生日に自分に買ってやろうか、とか思っています。
紫、どこいった……。