ミツバチを保護しました!今朝は雨
- カテゴリ:タウン
- 2025/03/11 14:12:28
ミツバチを保護しました。
2025/03/11

保護した場所 | 大きさ | レア度 |
---|---|---|
ヒツジ学園 | 2.64cm | ![]() |
今朝は雨だった。
起きてしばらくして、雨をみて、だったのか、
雨音を聞いたからか、夢を思い出した。
あるいは、寝床のなかで、雨音を聞いたから、
そんな夢を見たのかもしれない。
雨音が夜と朝をつないでいる。
一軒家の二階の一室。そこがわたしの部屋としてあてがわれた。
住むことになったのか、逗留することになったのか。
それは、たぶん、夢のなかでは、どちらでも変わらないのだろう。
部屋は、中学生ぐらいのときに父と住んでいた六畳間に似ていた。
南だったか東だったか。一面に大きな窓がある。
窓を開けると、すぐ下にため池が見えた。雨が降っていた。
これはため池なのか、水たまりなのか。
いや、もともとため池があって、
そのまわりにさらに水たまりができて、
稲を植えるまえに水を張った田んぼのようになっているようだ。
四角く、まわりを土で盛って、土手っぽく区切っているようにも見える。
こんなに水の近くに住むなんてはじめてだ。
すこしうれしくなっている。けれども、雨があがったら、
水が引いてしまうのではないかしら。
不安になりながら、また見ると、白地に赤の錦鯉が泳いでいた。
ああ、これはまさしく池だろう。よかったと安心する。
その様子を父が見ていたようだ。後ろに気配を感じた。
なにかしゃべったような気もする。
父は、もうずいぶん前、わたしが二十代前半の頃に亡くなった。
夢で再会するたび、起きたときに、久しぶりに会えたなと感慨があった。
けれども、今朝はなにか、当たり前のようにそこにいてくれたので、
かえって、しみいるものがなかった。
父がそばにいることが非日常ではなく、日常のようになっていたから。
今ここに住んでいることと旅、
そして実際に今私の個室は二階にあるのだが、
それと過去のわたしの部屋、そんな境が不明瞭になっているなと思った。
特に、夢と日常、その間を、降った雨がつないでいる。
実際のわたしの部屋からは、残念ながらため池は見えないけれども。