昨日も2時間早く出勤しました。すると私にセニアカーを譲ってくれた年配の男性のお客様が来館していました。年配の男性のお客様は新しい4輪のセニアカーに乗って来客していました。私に譲ってくれたセニアカーは前タイヤ1輪、後ろタイヤ2輪の古いセニアカーです。色々とセニアカーのことを聞いてみると、バッテリーは1か月前に交換したばかりで、ノーパンクタイヤなので滑りやすいところを走行しなければ、まだまだ使える、オプションのシートベルトを装着、シートは座面クッションを当日交換、2ヶ月前に走行用モーターを交換、といろいろ交換したり整備したので、スクラップにするのはもったいない、掃除の女の子に譲ろうとなりました。私は譲ってもらったセニアカーの後ろタイヤを見ていたので、ほんの少しタイヤのミゾがあると書きましたが、前タイヤは全くミゾは無く、ツルツルのタイヤでした。でも、私が乗るには、タイヤのミゾが無くても困らないので、そのまま乗っています。みんな帰った後に乗っているので、タイヤの跡形がじゅうたんに着くのはヤバいと思って、販売店の方に相談してみると、ツルツルに擦り減ったタイヤがあるので、それに交換してもらいました。そして閉館時間15分前になりました。館内のお客様はそのセニアカーを譲ってくれた年配の男性のお客様だけになりました。そして年配の男性のお客様は出入口から出て行きました。しばらくすると、その年配の男性のお客様はパニック状態になっていました。年配の男性のお客様は、ゆきちゃんっ、大変じゃっ、わしのセニアカーが・・・、と言ったので、私は出入口から出てみると、セニアカーが池に入っていました。私は池に落ちたセニアカーの背もたれ部分を見ると、セニアカーを押して移動するときのレバーが解除されているのが見えました。でも池の水深は20ｃｍくらいです。私はセニアカーに飛び乗ってみました。そしてレバーを元に戻してみました。するとアクセルレバーを押し下げると動いたので、池の中を走行して出る事にしました。出入口の側にある池は水深は浅いのですが、長さは25ｍくらいあります。出入口から25ｍのところがスロープみたいになっているので、そのまま池の中を走行してセニアカーを出すことにしました。しかも閉館時間なので、外も暗く、出入口の照明も消えています。私は新しいセニアカーのステップを濡らさないように時速2ｋｍに合わせてアクセルレバーを押し下げてみました。年配の男性のお客様の新しいセニアカーはゆっくり池の中を前進していました。でも真っ暗で池の中の様子が全くわかりません。そしてやっと25ｍを進んでスロープから上がれました。そして時速6ｋｍに合わせて、年配の男性のお客様の側にセニアカーを着けました。私はついでにレバー操作を教えてあげました。そして手動ブレーキも教えてあげました。そして年配の男性のお客様は帰りました。私も出入口のカギをかけてロールカーテンを下ろしました。私はいつものようにセニアカーに乗って清掃作業をはじめました。昨日もセニアカーに乗って清掃作業しているのでタイヤに汚れが着いていません。仮眠スペースもセニアカーに乗って掃除機掛けをやってみました。するとテレビの一台が映画をやっていました。誰かがDVDで映画を見てたみたいです。私がセニアカーに乗ってテレビの近くに寄ると、ちょうど男性がクルマに轢かれるシーンになりました。しかも男性がクルマのタイヤに踏み潰されるシーンがスローで流れていました。私はこのような映画は怖くて見れないのですが、ついつい見入ってしまいました。私が今乗っているセニアカーは、私の足と足の間にタイヤがあるセニアカーです。映画でそのシーンが流れた時に、私はセニアカーのハンドルを強く握りしめて、両足のブーツに力が入っていました。そしてクルマがひき逃げして走り去ってしまいました。私はテレビを消しました。そしてセニアカーのアクセルレバーを少し押し下げるとセニアカーはゆっくり前進しました。すると、セニアカーの前タイヤが何かに乗り上げました。私はさっきの映画のシーンが甦りました。私はセニアカーのハンドルを強く握って緊急ブレーキをかけました。もちろん私の両足のブーツにも思いっきり力が入っています。私は思わず、きゃあああああと叫んでしまいました。私はゆっくりセニアカーの前タイヤを見ると、枕に乗り上げていました。私はセニアカーをバックさせて枕を拾い上げて所定の場所に戻しました。その後、私は映画のシーンを忘れるように清掃作業しました。