Nicotto Town


まったり時間。


【お話】お茶会は薔薇づくし。

今日のお茶会は、薔薇の花がテーマなの。お茶もお菓子もお客さまも、わたしもみんな、薔薇の花。

もらったステキコーデ♪:28



今日はね。お庭でお茶会を開くのよ。

テーマは、薔薇の花。

綺麗に咲いたひと群れのある場所で。緑の輝きと、花の香りを喜ぶの。

お茶には、砂糖漬けにした薔薇の花びらを浮かべて。

アッサムが良いかしら。それともニルギリ?

薔薇のジャムを使ったクッキーと、スコーンを用意しましょう。

塩気のあるものもほしいから、ちょっとしたサンドイッチもね。

ドレスやボンネットにも、薔薇をあしらって、

今日は一日、お客さまもわたしも、薔薇の花になるの。

光を浴びて、憂いを忘れて、美しい花となるの。

思い出のある人は思い出を、

ない人も、ただ、美しい存在となりましょう。

お土産には手作りのチョコレート。もちろん、薔薇の花の形でね。

ただ、ちょっと気を付けてほしいのは、

きつい香水はNG。

庭に咲く花の香り、出されるお茶とお菓子の香りを楽しむのですもの。

邪魔するような強い香りは、遠慮するのが暗黙の了解。

さあ、準備のめどがついたら。

案内状を出しましょう。

薔薇がテーマと書き添えて。


***


日本では茶の湯、として男性中心にお茶が広まりましたが、西洋ではアフタヌーンティーなどとして、女性中心に広まりました。

身分の高い女性に招かれてお茶をいただくのは名誉なことでした。

ただ招待する側も準備が大変で、テーマを決め、招待客を選び、招待状を出した後、

客同士が気分よく過ごせるように、仲が悪そうな人の席は離しておいたり、

やってきた人と会話が続くよう、あらかじめお客の名前、家がしている仕事や役割、家族構成など、全てを覚えてからお茶会は開かれました。

お姫さまって大変だったのです。






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