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重賞展望


【福島牝馬S】過去5年(新潟開催やった21年は除外)を振り返ると19,23~24年はスロー、22年はハイ、20年はミドルと年によってのバラつきが大きい。ただスローで流れても小回りでスパイラルカーブの福島らしく後半4~5Fロンスパの形になるからトップスピードや瞬発力より持続力が求められるのは間違いない。落馬事故の影響を受けた馬が多かった24年は前残りやったけど比較的差しは決まりやすい印象。ちなみに19~20年、23~24年は開催3週目のBコース替わり1週目での開催やったけど今年は22年以来の開催2週目のAコース。そこまでの影響はないかもしれんけど馬場傾向は見極めたい。血統ではステイゴールド、サドラー、ロベルト、グレイソヴリン、ニジンスキーあたりが目立つ。

アドマイヤマツリは新馬戦以外はオール連対と安定してるけど前走スピカSは馬場差を考えると2週前の中山牝馬S以上の内容とは言えへん。これまで重賞級の馬と走ってきた経験もないし、それに準ずるようなパフォーマンスも見せてへんからね。1番人気想定で狙う理由は見当たらんかな。2番人気想定のホーエリートは長く脚を使えるけどとにかく速い脚がないのが欠点。小回り自体は向いてるけどこの距離で高速馬場やとスピードや斬れが不足しそう。そういう意味で前走中山牝馬S2着は思った以上に雨が残ってタフな馬場になったのが大きかったかなと。時計が掛かるならそれなりの評価はすると思うけど高速馬場なら押さえ程度の予定。シンリョクカも斬れる方ではないけど先行力や立ち回りの上手さを活かしたいタイプ。戦ってきた相手を考えるとここでは能力上位やとは思うけど前に行きそうな馬が多いからね。フェアエールングは重賞連続好走は立派やけど2戦とも斤量52キロ、53キロと恵まれた上に内枠を活かして上手く立ち回れたのが大きかった。別定戦で56キロを背負わされる今回が試金石といった感じ。まぁ、枠や馬場次第ではあるけどギャンブル的には狙うタイミングではないかな。穴っぽいところではまずジューンオレンジ。前走の中山牝馬S6着は雨が残ってのタフ馬場が合わへんかったのと枠を活かせず外を回す競馬になったのが敗因。それでも勝ち馬とは0秒3差まで詰めて来てたし、そもそもがハンデ戦で9着までが0秒4差の大接戦。着順の印象で人気を落とすなら狙い目。3走前のディセンバーSでは内から差して来てエコロヴァルツの2着、高速馬場の内回り戦で好枠でも引ければ面白い。あとはライラック。戦ってきた相手を考えればここでは能力最上位の1頭は間違いない。前走金鯱賞は悪くない条件やと思えたけど位置を取りに行きすぎたかなと。ただ上がりのかかるタフな条件は得意。あとは去年2着は展開利があったし今年は前に行きそうな馬が多いのはどうかなってのはあるけどフィールシンパシー。道悪やら何やらでズブズブの消耗戦ならエミューあたりを挙げときます。





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