積極的に写経してみた
- カテゴリ:占い
- 2025/05/23 23:28:45
ニコットおみくじ(2025-05-23の運勢)

知人からのお誘いがあって初体験・・「写経」
まず、持ち物・・墨(墨汁)、硯、文鎮、下敷き、小筆
どこかに父が年賀状を書いてた時のセットがあるはず。
引っ越しの時の父親遺品の中に・・・ない!
どこかに母が書道を習っていた時のセットがあるはず。
移住時に母の遺品をいれたはずの箱を開ける・・食器!
次の箱は・・和裁道具かぁ~私の着物縫ってくれたなぁ・・
3箱目・・・筆巻き、半紙、文箱 あったぁ~~~
なんの予備知識もないまま会場のお寺へ
2人が少し遅れるとの連絡があり、時間を埋めるために、
写経を教えてくださる副住職からお寺について説明を受ける。
日蓮宗のお寺でした。
加藤清正との深い関係など興味深いお話。
さて、写経とは
般若心経の写経かと思いきや妙法蓮華経(法華経ね)
1時間=276文字の般若心境との安易な発想に恥じ入る
宗派が違えば中心となる経典も違うということは、
ちょっと考えればわかることなのにね^^;
全文は28品(28章ってことね)4万字以上になる@0@
一人で全文書くのではなく、このお寺では208枚に分けて、
写経をしたい人たちに3枚ずつ書いてもらい、それを繋いで、
巻物にして清正公の菩提寺に年一回納める(頓写会)とのこと。
私の受け持ちは「従地涌出品第十五」の一部。
(じゅうじゆじゅつほん)15章の最後の方かな?
なんか駅伝みたいで、他の人に迷惑かけられないと思い、
いい加減には書けないなぁって思いました。
下敷きみたいにしてなぞるのかと思いきや、ちゃんと書写。
一行17文字、行によっては20文字以上あるの。
結構小さく書かないと一行に収まらない。
書き間違いや飛ばし書き、行を飛ばしたときなど、
訂正方法も教えてもらってから、事前の儀式。
お経を唱和して、清めの粉を手に付けて始めます。
1文字いち文字が仏さまだそうで、本来は1文字書くごとに
お経を唱えるのですが、そこは省略。
修行僧はちゃんとやるんですよ、「書写行」大変ですね。
ただ、書いているときは懐紙を口にはさみます。
仏さまに人の息がかからないようにね。
刀を手入れする時みたい。
心静かに墨をすり、筆を執って、心を澄まして、
ひたすら書くことに集中。
1時間では書く時間は正味20分くらいしかとれない。
なので、残りは宿題^^;
締め切り日があるのでこれから1カ月弱で仕上げなくては!
これから1カ月は少し心綺麗なうとうとになれる!?