昨日も通常出勤でした。私はいつも入館する前に出入口付近の掃除をしてから入館していますが、出入口付近にある池があるのですが、1匹の鯉が踏み潰されていました。踏み潰された鯉に靴跡がしっかり着いていました。その靴跡は事務員のお姉さんのパンプスの靴跡でもなく、スニーカーの靴跡でした。そして見覚えがある靴跡でした。一昨日に忘れ物を取りに来た館内女性スタッフのスニーカーの靴跡でした。私は従業員出入口から入って、館長と交代した後館内女性スタッフの靴箱を開けてみました。するとやっぱり館内女性スタッフのスニーカーの靴裏に赤色の液体とぐちゃぐちゃしたものが着いていました。しかも両足の靴裏にびっしりと着いていました。私はその館内女性スタッフのスニーカーを靴箱に戻して清掃作業に取り掛かりました。私が清掃作業していると、館内玄関から赤色の靴跡が着いていました。そして薄っすらと館内の至る所に靴跡が薄っすらと残っています。館内女性スタッフ全員がスニーカーを履いているのですが、同じスニーカーでは分かりにくいということで、スニーカーの種類を全員変えています。事務員でも同じで、事務員のおばさんは細いヒールのパンプス、事務員のお姉さんは少し太いヒールのパンプス、私はピンヒールのストラップパンプスかキャタピラソールのストラップパンプスを履いています。そして薄っすらと赤色の靴跡は、一昨日に忘れ物を取りに来た館内女性スタッフのスニーカーの靴跡でした。でもいつもワイドパンツを履いて、スニーカーをワイドパンツの裾で隠していました。じつは私が時々中学校の女子の制服を着ているときに履いてるスニーカーと同じ銘柄のスニーカーを履いていました。どうやら池の鯉が何者かに踏み潰されている事件があったそうです。そして館長が、私か館内女性スタッフかどちらかが鯉を踏み潰していると思ったみたいで、私が閉館後の出勤になりました。館内の玄関ドアは館長が閉めるようになったのも、鯉踏み潰しの犯人を見つけるためというのも昨日聞きました。そして館長は犯人を見つけたので、私に説明してくれました。事務員のおばさんは、ゆきちゃんがそういうことするはずがない、と私をかばっていてくれたそうです。そして事務員のおばさんが、更衣室兼休憩室の倉庫に行って、ゆきちゃんのスニーカーを確認してきなさいよ、と言うと、館長が、ゆきちゃんは清掃スタッフだから、靴裏を掃除してるかもしれない、と言ったそうです。その時に事務員のおばさんが、私のスニーカーを家に持って帰ったらしいです。私もブーツとかキャタピラソールのストラップパンプスを履いていたので、スニーカーが無くなっていることも気づきませんでした。私も気付かなかったのですが、館内女性スタッフは昨日で解雇されていました。どうやら腹いせで、池の鯉を踏み潰したみたいです。じつはみんなは気づいていませんでしたが、その館内女性スタッフは、滅多に館内用スニーカーを履いていませんでした。いつも厚底ブーツや厚底スニーカー、時には野球用スパイクシューズとか、ラグビースパイクとかも履いていました。もちろん館内で履いていました。でもお客様と接客する時は、愛想のいい優しいお姉さんだったみたいです。私は他の部署のことはわからないのと、ワイドパンツの裾で靴を完全に隠しているので館長に言いませんでした。ちょっと前に、その館内女性スタッフと小学生くらいの女の子に接客していた時に、その館内女性スタッフが履いている野球の金属スパイクが素足の女の子に近かったので、私が代わりに接客したことがあるくらいです。その館内女性スタッフは白色で赤色ラインが入った野球の金属スパイクシューズを履いていました。チラッと靴裏が見えた時に、プロ野球選手が履いてるスパイクシューズの靴裏と同じでした。時々、仮眠スペースの畳に野球の金属スパイクシューズの靴跡があったので、野球をやってるお客様が、盗難防止のために置いていたのかな？と思ったこともありました。そして清掃作業を済ませました。私は館長が出勤してくるのを待っていました。館長が出勤したら、踏み潰された鯉を一緒に見に行くつもりです。そして私の退勤時間まであと少しというところで、館長が出勤してきました。私は館長に、あの館内女性スタッフがまた鯉を踏み潰したということを伝えて、館長と私で玄関の近くの池のそばに行きました。私が出勤の時に見た時はスニーカーの靴跡でしたが、鯉に着いた靴跡は野球のスパイクシューズの靴跡に変わっていました。私は、あれ？靴跡が違う、と言うと、館長は、ゆきちゃん、それ2匹目だよ、ゆきちゃん、もう一匹の靴跡は？と言ったので、私は、もう一匹の鯉の死骸を見ました。するともう一匹は私が見たスニーカーの靴跡が着いた鯉でした。すると館長は、あの女が野球のスパイク履いて鯉を池の中で踏んで、ここでぐちゃぐちゃにしたんだな、と言いました。私は、館内女性スタッフって野球のスパイク履いて仕事してるのですか？と言うと、館長は、あの女だけだよ、支給したスニーカーを履きなさいと言ったんだけど、コッソリ履いて来てた、と言いました。私は、あの人、野球やっているのですか？と言うと、館長は、ううん、運動苦手で、運動部に入った事がないと言っていたんだけどねぇ、と言いました。私は、ラグビースパイクも履いてるとこ見ましたよ、と言うと、館長は、たぶんゆきちゃんの見間違いかなぁ、あの女は野球のスパイクしか履いてなかったよ、私にはじゅうたんで普通のスニーカー履くと滑って危ないからとか言ってたけどねぇ、支給されたスニーカーを履けないんだったら辞めてもらうとまで言ったんだけどねぇ、それから、○○さん（事務員のおばさん）から聞いたと思うんだけど、ゆきちゃんを疑って悪かった、と言いました。私は、私も野球のスパイク履いて仕事しようかなぁ、と言うと、館長は、え？ゆきちゃんだったらいいよ、と言いました。私は、え？私だったら野球のスパイク履いて仕事してもいいんですか？と言うと、館長は、ゆきちゃんは閉館後の出勤だからね、ゆきちゃんだったら何の靴でもいいよ、と言いました。私は、この靴履いて、じゅうたんで足を滑らせて、頭を強打、そのまま動かなくなっていたら？と言うと、館長は、わかったわかった、でも気を付けてね、と言いました。