Nicotto Town



オレオ




君は向こう岸に立っていた
眼には見えない大きな花束を両腕に抱えて
その花束を振って微笑んでいる

見えるよ!
僕は見上げていた空から目を移して
無言で応え
君がいるはずの向こう岸に手を振った
すると君は大きな筆を川に浸し
たっぷりと水を含ませ
真っ青な空に何かを書き始めた!
白く透き通るように高く
その字は空に広がっていく
川岸の小さな花が咲き乱れ
爽やかな風が水辺の草を静かに揺らした
堤防で遊ぶ子供達も
釣り人達も誰も気付かなかったけれど
僕と君だけの無言の会話はしばらく続いた


世界の音が戻ってきた
君の書いた字は
空の彼方に消えていった
土手には点々とつくしが顔を見せていた
さようなら!
そして 本当にありがとう!
オレオ! 
今でも大好きだよ!オレオ




#日記広場:小説/詩

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2025/06/16 20:13
ヘルメスさんこんばんは(´▽`)
オレオさんが 真っ青な空に書いた字は
「ずっとずっと一緒にいる」「ずっとずっと一緒に居たい」
「ずっとずっと大好きだよ」「夢の中でも遊んでね」
「ずっとずっと元気でいてね」「毎日楽しかった」
「ありがとう」

甲斐犬 調べました 耳がピーンと立ってお顔もキリリとして
強そうで 頼もしいワンちゃんですね カッコイイです
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2025/06/15 22:41
10年くらい前、実はカイっていうオスの甲斐犬(25kgくらいの大型犬)を5歳7か月の若さで
亡くしました。本当にカッコイイ犬で散歩してると『綺麗な犬ですね!』って幾たびも話しかけられた。
オレオも『なんて可愛いの!』なんてよく言われた。カイが早く逝ってしまった分オレオは我が家のアイドル
オレオ中心の家族になった感じです。我が家にとって2匹の犬がどれほど大切で癒しになったかは言うまでもありません。寂しくはなりますが思い出は記憶にも千枚を超える写真の中にも残っています。
両親も犬を飼いたいとはいっていませんがパパが定年になったら飼うかもしれません(≧▽≦)
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2025/06/15 21:56
オレオは16歳4か月トイプードルの女の子でした。
6月13日(金)の早朝にその生涯を終えました。
16年と2か月前初めてオレオに会った時のこと今でもはっきり覚えています。
歩き方がピョンピョン跳ねるようでアニメの犬のようでした。
一緒に暮らしたのは8年ぐらい、オレオにとって僕はママ、パパに次ぐ序列3位
でしたがぐんと下位にあったと思います。
ありきたりですがオレオは僕の心の中で今も生きています。
目を閉じれば触っているような感覚さえ残っています。
オレオのこと時々話題にしてくれた人 調子が悪い時心配してくれた人本当にありがとう!
また、泣いちゃったけど、オレオが怒っているので・・・



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