エアインディアの墜落原因
- カテゴリ:ニュース
- 2025/06/29 14:04:53
エアインディア墜落事故については、6月13日の日記
https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1661028&aid=74654283 で触れた
その時 私は、06/13 16:13のコメントとして、「関東のほうで 小型機(練習機だったかな)が 気温の上昇により 空気が薄くなって
滑走距離が足りなくて 充分な揚力が得られず墜落した事故を思い出した」と述べた。
滑走距離が足りなくて 充分な揚力が得られず墜落した事故を思い出した」と述べた。
その事故の続報を見つけた。↓
エア・インディア機墜落事故、なぜ「ボーイング787」は滑走路の端で離陸したのか?(Merkmal) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8d7decdd81ee82806927a87696d53a63d4e73c1
6/21(土) 8:51配信
気温37度が招いた悲劇
6月12日、インドのアフマダーバード空港をロンドンに向けて離陸したエア・インディアAI171便のボーイング787-8が、高度を上げることができないまま約30秒後に墜落した。ボーイング787初の死亡墜落事故であり、地上での死亡者を入れると280人の犠牲が判明している
最近の航空事故の例に漏れず、ネット上には早くから事故時の動画が流れており、墜落の様子を知ることができる。動画によると、機体は滑走路の終端近くに達したところでやっと浮き上がり、舗装されていないオーバーランの土を巻き上げて離陸している。アフマダーバード空港の滑走路長は約3,500mで、日本の中部国際空港などと同等だから、ボーイング787-8の運用には十分余裕がある。通常なら滑走路の半分を過ぎたくらいで離陸するのが普通で、滑走路の終端近くまで滑走しているのは明らかに異常な事態だ。
気象記録によると、事故時のアフマダーバード空港は気温が約37度と、かなり高温であった。気温が上がると空気密度が下がるため、エンジンの推力や主翼の揚力が低下し、より長い滑走距離が必要になる。しかし、航空会社では出発ごとに気象条件を含む性能計算を行い、安全余裕のある運航をすることになっているから、3500mぎりぎりの滑走が必要になることはないはずだ。 報道によると、機長は墜落直前に「推力がない、パワーが下がっている、上昇できない」という緊急通報をしていたという。この推力不足は、離陸上昇中に起きたものなのか、それとも滑走中から認識していたのかは不明だが、機体は加速して上昇することができないまま、失速して墜落した。 メディアによってはフラップを出し忘れた可能性に言及しているが、787の離陸前チェックリストは電子化されており、下げ忘れていれば警報が鳴る。また、後に報道された残骸の写真ではフラップが開いているようで、フラップ位置が事故の原因になった可能性は低いとの情報もある。
大型機での危険な短縮離陸
また、調査中の残骸でRAT(ラム・エア・タービン)の展開を確認したという情報も、一部のメディアに流れ始めた。一般にRATが使用されるのは両エンジンが停止した場合だが、離陸するまで作動していたエンジンが急に2基とも停止したという事態は、ちょっと考えにくい。大手メディアに流れてくる報道も、インドで発信された出所が不明確なニュースの引用が多く、信頼の置ける情報が乏しいことが、この事故の特徴でもある
そこで、航空機の位置情報追跡サイトFlightRadar24で離陸時の航跡を調べてみたところ、同機は滑走路の中央付近から離陸滑走していた形跡があった。アフマダーバード空港は、滑走路に並行する誘導路が半分ほどしか完成しておらず、離陸する航空機は滑走路の中央付近で、誘導路から滑走路に入ることになる。記録された航跡によると、AI171便はそこからそのまま離陸滑走をしているように見えるのだ。
もし滑走路を半分しか使っていなかったのなら、滑走路の端でやっと浮き上がったことにも合点がゆく。念のため過去の便も調べてみると、やはり滑走路中央から離陸滑走を開始しているケースと、滑走路を少し戻って長めに滑走距離を確保しているケースがあるようだ。追跡サイトのデータは必ずしも確実な証拠ではないが、滑走路を半分しか使っていなかった疑惑は拭えない。
このように滑走路の途中から離陸滑走する出発方法をインターセクション・ディパーチャー(Intersection Departure)と呼んでおり、小型機や機体の軽い短距離便などでは、よく使われる離陸方式だ。航空会社にとっては時間と燃料の節約になるのだが、インドから英国へ向かう重い機体で実施するのは、とても安全な運航とはいえないだろう
国家威信かかる事故調査
これほど短く滑走路を使うと、離陸滑走中になんらかの不具合が発生しても、離陸を中断(RTO:Reject Takeoff)して停止するための余裕がない。そのため、パイロットが加速力の不足を感知しても、低速のまま無理に離陸せざるを得なくなってしまう。
FlightRadar24で事故機が最後に発信したデータを見ると、高度625ft(190m)に上昇した時点で対地速度174kt(322kh/h)である。機体重量や風の影響にもよるが、ボーイング787-8が離陸上昇する速度としては遅いと感じる。事故機が滑走路を短く使ったために、十分な加速ができなかた可能性の傍証となる。
その後、この疑惑を打ち消すように、インドのメディアが 「事故機は滑走路3500m全部を使っていた」 と報道し、在英メディアの一部が引用していた。しかし、それならなぜ滑走路の終端ぎりぎりで離陸することになったのか――という疑問が解消できない。また、滑走路の全長を使っていたという映像記録や管制塔との交信も報じられていないため、これもやはり不確かな情報だとしかいうことができない
既に、コクピット・ボイスレコーダー(CVR)とフライト・データレコーダー(FDR)は無事回収されており、早期の解析が待たれるが、ボーイング社とエア・インディア社だけでなく、インド航空当局の安全管理能力という、国家的威信の問題もかかっている。そうした利害関係や面子に影響されて、調査に支障が出ることだけは、あってほしくないものである
ブースカちゃん(元航空機プロジェクトエンジニア)
◇ ◇
なんともはや、筆者の不信感がにじみ出るような記事である。
当初から、情報操作(攪乱目的のデマ記事)が行われているような事故報道連発の中で、この筆者が冷静に判断したこの記事の文面をコピペする際に、確からしい事実と思われるものを赤字で その解釈・補足説明を緑字で色付けした。
そこから 見えてきたのは、
①インドの航空会社では、燃料消費を少しでも減らし、空港の離発着の回転率を上げるためかなのか、離陸時の時短のために
滑走路の半分しか使わない離陸を 日常的に行ってきたようだ。
②今回は 気温37度の高温で、通常よりも滑走距離は必要
欧州行の便なので、燃料満タンで重たい
大型ジャンボなので機体は重い
結果、十分な揚力を得られず、離陸後約30秒で墜落
ではないかという推測だ。
さらに言えば 機長は、滑走路末端近くで、なぜ、離陸中止という判断をしなかったのか?できなかったのか?という疑問
・まともな空港なら、滑走路の終点の奥にもある程度の空間があり、緩衝物もあり、離陸しそびれた・もしくは停止できなかった着陸機が 滑走路からはみ出しても 衝突被害軽減(人命を守る)のための方策がとられている。
JALは、搭乗口を離れてからも 離陸開始までの間、空港内をぐるぐる回ることが多い。(誘導路っていうんですかね?)
しかし 外国機の場合は 滑走路のと中から助走(滑走というのか?)をはじめているのをたまに見る
そういうときは へぇ~ってかんじで じとーっと見てますが・・
これもまた この記事にあるように、燃料節約のためで もし それが外国の航空会社からの要望によるものなら こわいなあぁ・・ と思った。
外国機がきちんと 全面的に 日本国の管制の指示で 離着陸しているのなら いいですけどね。
ちなみに 空港内の建物のフロアから飛行機からみていると、ジャンボ機が 太いか細めかくらいしかわからないです。 飛行機会社の違いは 尾のペイントでわかるけど
アングル:飛行機恐怖症広がるインド、墜落事故に深刻な衝撃
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e11b3e60c01e4579f5aceca6ed2a69dbc0fed2
6/29(日) 8:01配信 Reuters
・セラビーでごまかさず、正しく事故原因を公表して、今後の事故予防対策を徹底しろ! と言いたい
まあ いつ 飛行機が頭上におちてくるかもと、インドの空港周辺の住民は 引っ越しを考えるようになるのは (日本じゃないよw)
合理的判断かもしれないが。
しかし滑走路のすぐ外に建物などがあり、機長は無理やりにでも離陸せざるを得なかったのか、
それとも 判断ミス・イチかバチかをやる愚かな機長だったのか どっちなのだろう。
いずれにせよ、事故後 インドで、「飛行機恐怖症」が広がっていると言いう話もむべなるかな、である。
もっとも 飛行機を怖がるより、インドの飛行機会社の利用と、インドの空港の離発着を避けるのが
合理的判断だと思うのだが・・。
他国から こんな風に思われるから、「航空事故⇒国家威信」となるのだろうけど。
日常的に 「駆け込み搭乗」(タッチ&ゴーに 慣れてしまうと、空港保安所に 搭乗開始30分前ギリギリに到着で保安検査から搭乗口まで一気に駆け抜けるなんてことをやってしまう・・ただし ハイリスクでほかの人に迷惑かけかねないので できるだけ余裕をもって1時間前に到着して空港ラウンジで時間をつぶすようにしてますが)をやってると、飛行機事故は あくまでも 飛行機会社と空港管理者の問題 とわりきってしまいますが、
それもこれも 日本国が しっかりと 安全管理に目を光らせているからだこそということを
改めて再認識いたします。
と同時に 上記記事のようないい加減なことをやっている 他国の航空会社が日本の空港を利用する(離発着すること)、および そういう安全意識の低いアンモラルな国からの来日者は拒否したいなぁと思うのも
本音であります。
だって 粗暴・無知すぎる身勝手モノ (インド女性のトイレの利用法はむちゃくちゃ 不衛生きわまりなく汚しまくるから嫌 これは日本の空港での実体験から断言できます)が多いモノ。
ほんと 日本到着前の機内で 日本での日常的行動に関する講義ビデオをガンガン流して
入国審査前に 基本的事柄に関する常識テストをやって それに合格しなかったら、入国させない措置を
実施してほしいと マジ思うくらい 酷いのだもの・・。
現地(外国)に行けば あらゆることは ケセラセラで受け流して 自分の身の安全対策だけを念入りに講じて行動してきましたけど
そんな とんでもない連中を 母国日本で 現地流儀で好き放題されたくないわ!!「くるな 追い返せ」です