Nicotto Town



キヌガサタケ ☆


父がしょっちゅう山に行く人で

子供の頃から山菜採りやキノコ採りはシーズンイベントで
子供の頃から山に慣れた名人の父は
毎回大量の収穫物をゲットして帰ってきて・・

私も小学校3、4年頃までは一緒に行ったりしてたのですけど
父は山奥に消え、車の近くで遊ぶものもなく、
ただひたすら父の姿が見えるまで待つのみの退屈さで
やがて一緒には行かなくなり・・

それでも当時毎度食べ切れないほどの様々なキノコを収穫してくる
父の戦利品を、母や家族で縁側に新聞紙を敷いて
キノコの中を割って干したりする作業をしたのですけど・・

あの当時父が採ってきていたキノコは
アミノメとしめじ系、そしてメインはイノハナという香りの良い黒いキノコ。

イノハナはキノコご飯に、アミノメは一度煮てから
大根おろしと醤油でいただく、煮ると茶色いキノコが紫色に
なるのですけど、ネバネバツルツルで味的にはナメコと変わらず、
でもなめこより大きいし、美味しいイメージでした。

そのほかにも何種類かの様々なキノコを採ってきてましたけど・・
記憶に残ってないので多分他のキノコはそんなに採れない珍しいキノコだったのかも?

一緒に行った際、
アミノメに似ていると思って採って父に聞くと、それは違う、と
言われたり・・

けっこう毒キノコ?との違いを判別するのがよくわからず、
よく父は珍しいキノコでも間違わずに採ってこれるものだなあ、と
感心したものです。

あの当時、大量に採っていたのはイノハナで、そんなに採っても
保存も効かないし、キノコご飯以外に使わないので
もったいないなあ、と感じてたのですけど・・

家ではあたりまえだったイノハナ、近所のスーパーでも見ないし、
その後他でも一度も見かけないので、意外に珍しい系のキノコだったようですね・・

私の好みではアミノメが一番好きな味でしたけど・・
とにかく、山のキノコは虫がついてたりするので・・
割って虫ぼしする作業が面倒でしたっけ・・

ネットでイノハナを調べてみると、

革茸、シシタケ、いのはなとも呼ばれ
高級茸の代表格でおめでたい席によく使われてるそうです。
味、香りが強く、乾燥させると更に強い香りを放つとか・・

子供の頃は毎年秋のキノコご飯というとこれで・・
私的にはイノハナご飯。
また食べたいかというと・・別に一生食べなくてもいいかも?程度なのですけど・・

毎年捨てるほど父が採ってきたわらびにゼンマイにキノコ類・・
当時はそれが当たり前と思ってましたけど・・
父が亡くなってから・・
イノハナもアミノメも全く見かけることがなくなり・・
ちょっと寂しいかも・・^^

昨日キヌガサタケ 、というのをyoutubeで見かけ
なんとその摩訶不思議なキノコが食べられる上に
調理してるのを見たら、そのデカさにびっくり・・

https://www.youtube.com/watch?v=NZNQOhBUcYI

でも、このキノコ、父の採ってきたキノコにも
なかったし、きのこ については図鑑をかなりよく見てたはずなのに
記憶に全くないのですよね・・
ひょっとしてまたパラレル常識だったりして・・
蚕の成虫の姿も茶色の普通の蛾の成虫だったはずなのが今のパラレルでは
ポケモンにでも出てくるような白のモフモフになってしまってるようだし・・




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