Nicotto Town


アザミのつぶやき


ある一生

「ある一生」、やっと見れました。オーストリアの俳優さんで、小説家のゼーターラーさんのベストセラーの映画化。原作小説は、同じタイトルで、翻訳があります。

小説は、いいんですよ、とっても。元のタイトルは、「ein ganzes Leben」です。「ある一生」そのままですね。

母をなくした少年がアルプスのとある渓谷の叔父のところに引き取られてくるのですが、まるで奴隷みたいに扱われ、折檻され、片足がびっこに。
学校にも行けず、ただただ牛か馬のように扱われて。
体つきも大人に近くなり、叔父と決別して、家から出て、やすい賃労働。
食堂の下働きの女の子との恋と結婚。
雪崩で、小屋が潰されて、新婚早々の妻が亡くなり、戦争への従軍や渓谷の村にも訪れる開発の動きとか。
長い一生を2時間足らずの時間に押し込むので、ところどころ描写不足みたいなところもあって、
原作を知っていると、なんかあらすじを駆け足で追いかけただけみたいな印象もありました。久しぶりに、ドイツ語で映画をみるのは楽しかったけど、口の中でモゴモゴ喋るような年寄のセリフは聞きづらかったかな。

主人公を演じている俳優さんは、日本でいうと高倉健さんみたいなイメージ、「居酒屋兆治」の時の健さんの雰囲気。せりふはとても少なめ。

★★★

#日記広場:映画




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