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「国債=赤字国債」という刷り込み

「国債は国の借金。将来世代にツケを回すもの。これ以上増やしてはいけない」という言説は、多くの国民に浸透しているようです。

まあ、あの池上彰氏がよく言ってることですから、意識高い系の視聴者ほど信じ込んでいるかもしれません。
一般国民に限らず、TVのコメンテーターや政治家にまで、財務省のレクチャーが浸透しているようです。
だから、野党が消費税やガソリン税を減税しようとしても、与党から「財源はどうする?」に対して「国債発行で」とは言いにくい空気が醸成されております。
ガソリンの暫定税率廃止についても、「インフラ整備の資金が減るので走行距離税を新設するぞ」と脅しをかけられ、実現するかどうか怪しくなってきました。

しかし、「インフラ整備」を持ち出したのは与党の勇み足かもしれません。
なぜなら、インフラ整備の目的にうってつけの財源、「建設国債」というものがあるからです。
このことは、財務省も隠すどころか、HPで堂々と公開しているんです。
「赤字国債と建設国債の違いを教えてください」というページで。
 https://www.mof.go.jp/faq/budget/01aa.htm
詳細はそちらをご参照いただくとして、「普通国債」の主な分類として「建設国債」「特例国債」「復興債」「借換債」の4つがあげられ、「赤字国債=特例国債」と明言されているんです。

そうすると、道路やトンネルなどの整備費用は建設国債で賄うのが筋だし、老朽化した全国の上下水道などの整備にも活用してほしい、って想いません?
折しも来年度予算の概算請求が出て、「国債発行高が32兆円超、過去最大」というニュースが流れました。もちろん、「これ以上借金を増やすな」的論調で。
ところがGrokさんに聞いてみたところ、国債の内訳は示されていないものの、従来の傾向から見て、赤字国債(特例国債)は3割、10兆円程度にすぎず、6割、20兆円程度が借換債、残りの1割が建設国債・復興債ではないか、ということでした。また、過去最大でなかった年の方が珍しいようです。(来年度については金利アップの影響もあるようです)
「国債をどんどん出せ」と言っているのは、一部の野党だけではなく、安倍元首相のブレーンだった高橋洋一氏も。安倍氏も麻生氏も、財務省に借りができるまでは言っていたようです。もしかすると、与党の人は承知の上で「財源は?」と、よくわかってない野党に迫っているのかも。
「国債=赤字国債」の浸透は、増税至上主義の財務省の思惑通りでしょうが、それが行き過ぎて、活用すべき建設国債まで抑制してしまうのはいかがなものでしょう? 「将来への投資」というべきものなのに。


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2025/09/01 15:24
池上彰さん、テレビで平然と嘘を言うので有名ですよねぇ
それなのになぜかNHKを含めキー局で冠番組を持っている不思議???
オールドメディアの闇を明らかにしているわかりやすい例と思っています(*'▽')

ハイビスカスちゃん29、30輪目咲きましたぁ~♪♪♪ とうとう三十路に突入という事でいいのかなwww



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