重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/09/01 19:43:38
中京・新潟開催が終わって今週末からは阪神・中山開催がスタート。札幌と合わせての3場開催。重賞はセントウルS、紫苑S、京成杯AH、札幌2歳Sの4つ。
【セントウルS】近年は変則日程で中京で行われることが多かったけど今年は2年ぶりに阪神に戻ってきた。阪神内1200は形態的には中山1200と似てるけど初角までの距離が短めなことや3コーナーの角度の違い、下り勾配の差で中山1200ほどのハイペースにはなりにくい。野芝オンリーの開幕週に行われることもあって前後半共に33秒台で1分7秒台の高速決着になるのがデフォルトなレース。開幕週の内回りやからね。後方からの外回しでは厳しく、好走馬の多くは内枠やロスなくコーナーを立ち回った馬、前に行った馬。血統ではストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系、スピード型ナスルーラ系あたりが良さそう。
トウシンマカオは何度も書いて来たけどスプリンターとしてはパワーよりしなやかさが目立つタイプで高速馬場が得意で千二ならそこまでペースは上がらん方が良い。あとは揉まれ弱さがあるから内枠より外枠ベター。ここは馬場や展開は問題ないと思うけど開幕週で極端な内有利とかやとどうかな。ママコチャはクロフネ由来で冬場は堅さが出る馬やから熱中症にでもならへん限りはこの時期は得意なはず。まぁ普通にやれば上位やとは思うけど川田騎手が別の馬に乗るってのはどういうことなんかな。能力的にはこの2頭は1枚上でここ数戦を見ても枠やトラックバイアス、展開、調子といったちょっとしたことで着順は入れ替わる。ヨシノイースターは決め手比べが苦手な基礎スピード型だけに開幕週の高速決着、特に後半速い上がりを求められるとどうかなと。カルチャーデイは前走CBC賞はスプリント戦では珍しい後傾ラップを先行で展開利、2走前の函館SSではハイペースを2番手から粘ったのは悪くないけど圧倒的内有利での内枠といずれも恵まれながら掲示板前後。相手強化の今回この想定人気でわざわざ狙いたいかと言われると。楽逃げにでもなればって感じかな。カンチェンジュンガは位置を取れへんから開幕週の馬場やと前崩れの展開にでもならな勝ち切るイメージは湧かへんかな。阪急杯も外伸び馬場が味方しただけに。穴は馬場や展開次第やと思うからまずは枠を見てからかなと。テイエムスパーダは一昨年みたいな楽逃げなら。エコロジークは去年末のカンナSの内容がまずまずで成長がありつつこれも前に行っての展開利があれば。あとは内枠を活かして重賞好走の経験があるグランテストやモズメイメイあたりを挙げときます。