Nicotto Town



邪道コロッケ許すまじ


独居高齢者はコンビニやスーパーの総菜依存度が高い。
コロッケはどこでも揚げたてのものが並んでおりバリエーション豊富、
冷凍のものもあればレンジで温めるだけのヤツもある。

さて本題。こういうものをコロッケとは認めない(絶叫)!
どれもこれも不愉快な味だ。なぜジャガイモとタマネギと牛挽肉の調和を、
塩と胡椒で整えただけのシンプルなコロッケがないのか。責任者出てこい。

下町老舗の精肉店に毎日行列といった類のニュースはよく見ますが、
その手の店のコロッケでも美味しいのにあたったことがないのです。
何か独特の調味料というか、ヨコシマな旨味成分というのが感じられる。

半世紀前、精肉店勤めの友人はコロッケを絶対食わなかった。
「どんな肉や芋を使ってるか考えると食う気が失せる」と宣っていた。
商売だから仕方ないが、近年の「インチキ調味料」による誤魔化しは酷い。

ジャガの皮むいてゆでてつぶす。国産牛赤身挽肉と玉葱を炒める。
混ぜる。塩と胡椒。俵型にする。小麦粉、卵、パン粉(できれば生パン粉)。
衣によい色がつくまで揚げる。以上。誰もが幸せになる無敵のコロッケ完成。

ジャガイモは男爵でもメイクイーンでもキタアカリでも何でもいい。
そのイモの味がいちばん分かる。近年はレモンと塩でいただくのがスキ。
もちろんソースでもケチャップでも醤油でも美味しい。単純だから無敵なの。

市販のコロッケってこういかないですよね。一口かじる。不愉快になる。
ソースや醤油、タバスコや辛子で誤魔化そうとしても余計に味がちらかる。
買った自分をののしり殴りたくなる。コロッケへの憎悪すら頭をもたげる。

世界平和のため、清く正しく美しいコロッケを作らねば。
でも茹でて炒めて揚げる必要が……まだ暑いしガス台の前に立ちたくない。
そこで娘にメールを送った。今週末は美味しいコロッケパーティー。

#日記広場:レシピ




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