Nicotto Town



赤い千代紙を羽織った生き物


インコのゲージの中に見慣れないものを見た

インコが止まっている隣に
体を赤地に小さな白い鶴のような模様をちりばめた千代紙をまとって体を隠し
頭には烏帽子をかぶり顔はわからない
千代紙の下からは人間のような足が出ていた

止まり木の上でインコの隣に並んで何やらインコと話している
ゲージを開けるとインコたちは次々と止まり木を降りて外へ出ていく
最後に赤い千代紙を羽織った生き物も器用に飛び降りてゲージから出てきた

一羽のインコが部屋の隅へ行きそのあとを千代紙を羽織った生き物もインコの後につづいた
インコと千代紙をまとった生き物は何かを話しているうちに口論となっていった
まずいと思いインコを後ろ方捕まえておなかを上にして
おなかを指でやさしくなでながらけんかをしないように諭した
千代紙をまとった生き物は何かを言いたそうだったが 黙ってみてた

その時
夢から覚めた

#日記広場:ペット/動物




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