アファーマティブアクション
- カテゴリ:日記
- 2025/09/15 13:00:37
積極的格差是正措置と訳されます。
日本にいるとよくわからないと思いますが、
アメリカでは、大学の学生の比率を人種で決めているところがあります。ほとんど?企業も同じ構図。
以下わかりやすいように、白人、黒人という言葉をつかいます。お許しを。
例えば、テストの成績だけなら白人が90%となるところ、有色人種、少数民族などが30%占めなくてはならない。ということは、実際には成績がよかった20%の白人が落とされるわけです。
これは私は住んでいた時にもよく聞いた話です。
30年前、アメリカってそういう仕組みなんだって私は受け入れていた。
そうでもしないと黒人(その当時は有色人種はほぼ黒人でした)が大学に行けないんだなと思った。
そして、今、
それって逆差別じゃないの?と思う自分がいます。
これを暗殺されたカーク氏が平等にするべきだと訴えていました。
黒人の学生が、優遇をなくすのは、差別だ、白人至上主義だと訴える。
それに対して、どんな家庭環境にあっても関係ない、人種によって差別するべきではないと。私は100%白人になっても、100%黒人になってもそれがテストの成績によるものなら問題ないと思う。と。
いつまでも黒人は弱い立場だと思うべきではない。人間として平等だ。
たぶん、30年前、白人が上、黒人が下にみられていた時には白人も余裕があったのでしょう。それによって自分たちが脅かされるとは思っていなかった。
でも、今、移民がこんなに増えて、有色人種にどんどん脅かされるようになって、
BLM運動がおこって、今はLGBTが叫ばれて。有色人種やマイノリティーの人が他を差別主義者だという声は年々大きくなり正当化され、行き過ぎた主張にうんざりしている人が多くなり、トランプさんの票につながった。
このアファーマティブアクションは本当に必要なのか?と思う人もでてきて、カークさんの主張に同調する人も。
これを日本に置き換えると、
日本の大学の留学生や外国人への優遇に不満を持つ人がいるのと似ている気がします。
日本は自己責任論がよく言われていて、貧しくても勉強はできたはずだ。自分の努力が足りないだけだと言われる。
一方アメリカは、有色人種で生まれてきただけでハンデがあるのだから優遇されて当たり前だという論調。実際貧困層には黒人が多いし、そこからなかなか抜け出せず犯罪に手を染める人が多いんだけど。
平等とは、公平とは。
グローバリズムの行先は?
カーク氏の論調の元にあるのはキリスト教なので、なかなか日本人には受け入れられないものもあります。それでもこんなに会話を重視してきた人を暗殺してしまった事実に絶望します。
保守と左派の分断はもう抑えられないような気がします。
デモが起これば略奪が起こる。治安は最悪になる。
私の友人たちもしばらくはダウンタウンには近寄らないと言っています。
怖い。
そう、ちょっと前はアメリカンドリームあったんですよね。夢が見れた。
私が80年代に住んでいた時は、それを目指してみんな頑張って勉強して働いてという雰囲気でした。
家を買って家族を養えた。
ささやかでも夢をかなえられた。
それを目指して世界からアメリカを目指した時代でした。
日本に比べると豊かなアメリカ、余裕があるアメリカでした。
イーロンマスクのような格別の夢がかなうのは本当に一握りでしょうが、そこまでの夢でなくてもなかなか叶わないアメリカになっているのかなと。
トランプさん、H1ビザの手数料10万ドル(1500万円)とぶちあげたことによってインド人のIT技術者を追い出しにかかっているそうな。これでアメリカ人の雇用につながるかどうか。
外国人のアメリカンドリームよりも自国民の雇用を確保する時代になりました。
イーロン・マスクなんて、南アフリカから高校の時やって来て、
瞬く間に世界有数の大富豪になったから・・。
いずれにせよ、成功確率は極めて小さいけど(汗)。
香港は車優先なんですね。いや~台湾に行ったときもだれも横断歩道で止まらないし、とてもじゃないが横断できなかったからそういうことなんですね。
歩きスマホが当たり前で車優先だったら轢かれちゃいますね(;´Д`)
共和党は銃規制を絶対にしない。ライフル協会がバックにいますからね。そして、自分の身は自分で守るという開拓時代からの観念をかたくなに言い続けています。それで命を落とそうとも。。。
一方民主党は環境問題、人権問題に先進的なことを言ってますが、、、これまた巨大な利権がからんでいて。
古き良きアメリカとはどんどん違う方向へ行っていることに国民は怒っている。
人権を守るために不法移民も取り締まれずにではね(;´Д`)
保守と左派の一騎打ち状態で混とんとしています。
そういう方式もあるんですね。ま~なんにしても一部の人は猛反発するでしょうが(;^ω^)
今アメリカはいい大学を出ても就職できない事態になっているそうですよ。
ローンだけ残って返済もできず詰んでいるとか。
アメリカンドリームはどこに行っちゃったのか。閉塞感は日本も同じですが。
逆差別・・そうともなりますね。そもそも比率事態が不自然なので導入した時点で考えられる(覚悟している)ことなんでしょうけれど。時代の流れ世の流れに沿って改正していく必要はあると思います。
平等と公平は価値観違えば180度変わりますもんね。先日の香港の話でも、香港では歩きスマホ当たり前で、日本では「歩きながらの携帯使用は危険ですのでご遠慮下さい」とアナウンスもあるというのに。
香港→車優先(考え)で日本→歩行者優先。何をもって公平とするかをしっかり決めれれば良いのでしょうけど、ほんと難しいですよね。
カーク氏の件はほんと残念と恐怖でしたね。ただ、カーク氏の銃規制反対の根拠が結構おそまつでしたね。銃規制賛成の立場であったとするならば妨害にあい現在の立場にはなっていなかったでしょう。それほど銃規制になったら困る人(一般人ではなく)たちが権力を持ってしまっている国なのでしょう。
暗殺は銃規制問題とは違うところだとは思いますが影響力のある人の発言に暴力で反対する流れが強まっているように思います。平和は・・遠い~~(T_T)。ってか、まだ平和な方なんでしょうね。今は・・。ロサンゼルス、さらに治安悪化だそうですね。
そんなことするよりも、人種・民族に関係なく、入学希望者・入社希望者は、
ある一定以上の成績を満たす者から、くじ引きで入学、採用をしてみたらどうかなぁ~。
1年くらい試用期間としてさせてみて、学業成績不良、業務達成度が低い、となったら、
退学、クビ。また新たにくじ引きして選別するのなら、文句でないと思うけど。
能力にゲタをはかせるのではなく、スタート地点を同じにするというのが平等と思う~。
実際、これは旧ソ連やその影響下にあった東欧では、採用されていた方法。
その中で、在学中あるいは在職中に目だった業績や能力を示す者は、
国家が支援を与えて、育成していく~と言うもの。
これでソ連は、世界的な科学者やオリンピックメダリストを多く輩出したのだから、
アメリカ方式以外にも、方式はありそう。。。