重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/09/30 19:40:02
【京都大賞典】過去5年(阪神開催時は除く)の前後半5Fを比較するとやや後傾が多いものの、初角までの距離が長いからか最大でも1秒8と極端なスローにはなってへん。中盤~後半は京都外回りらしくしっかり緩んでのラスト4F地点スパートになる傾向が強い。展開次第で差し馬も好走出来るけど開幕週らしく内枠やロスなく回す利はありそう。ただ今年の登録馬を見ると逃げ馬不在な上に春天を強引に7Fの超ロンスパ戦にしたサンライズアースがいてるからね。例年通りのペースになるかは微妙。血統ではとにかくディープの血が特注。
アドマイヤテラは春天は展開が向いて騎手の好騎乗もあった。目黒記念は低レベル戦でドスローからのロンスパで上がりが速くなりすぎひん展開が向いた感も。自身33秒台の上がりを使ったことがないことからもわかるように速い脚はないけど長く脚を使えるステイヤーっぽい馬なだけに開幕週の京都でスローになり過ぎるとキレ負けの危険性はありそうかな。サンライズアースもアドマイヤテラと同じレイデオロ産駒やね。レイデオロって立ち肩のピッチ走法でいかにも小回り急坂向きって感じやったけど産駒も広いコースで速い脚を問われて良いタイプはあんまりおらん印象。サンライズアースもまさにで、速い脚は全くないけど持続力やパワー、スタミナで勝負するヘビーステイヤーという感じ。パワー型やからこそ阪神内回りの阪神大賞典ではめちゃくちゃ強い勝ち方したけど京都外回りの春天では同じように早めに仕掛けたけどあっさり交わされた。今回も開幕週の京都外回りやから位置取りと早仕掛けでどこまでリードを取れるか次第かな。ショウナンラプンタは阪神大賞典では完敗やったサンライズアースに春天では先着と京都適性は高そう。馬体や血統からは中距離向きで京都外2400自体は好条件やと思う。あとは開幕週で差せるような馬場や展開になるかどうかと、ホープフルSなんかは掛かって制御不能になって4角では逸走しかけたように本来は難しさのある馬だけにテン乗りの松山騎手が乗りこなせるかどうかかな。ドゥレッツァは正直今回扱いが難しい1頭。馬体や血統からは大箱中距離ベストやとは思うけど菊花賞もジャパンCも馬の強さより騎手の好判断が目立っただけにね。操縦性が高いのは良いけど武史騎手にそれを期待して良いのかも含めて判断が難しい。穴っぽいところではまずディープモンスター。自身33秒台の上がりを使ったことがなく斬れへんディープ産駒やと思ってたけど前走新潟記念はスローの展開を自身32秒6の上がりを使っての3着とまるで別馬。7歳やけどここに来て強くなってる可能性がある。京都適性も充分。あとはジューンテイク。屈腱炎明けの2戦は惨敗で前走チャレンジCは出遅れ。京都新聞杯や神戸新聞杯では内枠から馬場や展開を味方につけたとはいえ今回人気が想定されるアドマイヤテラやショウナンラプンタに先着してる実力馬。メンバー的にもスタートを決めれば前に行けそうやし、開幕週でまた馬場や展開が味方すれば面白さはあるかなと。