重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/10/14 19:51:23
3日間開催が終わって今週末からは本格的に秋のGⅠがスタート。重賞は秋華賞と富士Sの2つ。
【秋華賞】まずは例年Aコース2週目やけど今年から秋の京都と東京が1週長くなったことでAコース3週目に。まぁ、現時点でまだ内が使えるしそこまで影響はなさそうではあるけど。京都内2000は初角までの距離が短めで本来はそこまで前半から流れるコースではないけど、このレースはマイラー質の馬も出て来るからかハイペースで流れることも多い。加えて何故か道悪になることも多く外からの差し込みが利くイメージが強い。ただ今年はまだ内を回る利はあるしざっくり言うとスロー~ミドルなら好位~中団のイン、ミドル~ハイなら中団~やや後方のイン辺りが狙い目かなと。何しかトップスピードやギアチェンジより持続力が問われるのは間違いない。血統ではクラシックらしくディープやキングマンボが普通に目立つ。
カムニャックは掛かる気性ながらマイルでは脚が溜まらん印象で道中緩んだフローラSやオークスでパフォーマンスを上げたことから典型的な中距離馬でマイル質の速い流れではどうかと前走ローズS時にちょっと疑ったけどハイペースでも掛かり気味なくらいで4角では不利がありながら完勝。この感じなら流れが速くなりやすい秋華賞でも追走面は問題ないし勿論距離も問題ない。懸念としてはダンシングキイ一族で内回りよりは大箱コースベターってことかな。エンブロイダリーは桜花賞はかなり強かったけどオークスでは掛かって自滅。これだけでは距離は測れへんけど、こなせるって言い切る材料もないからね。コーナー4つの内回りも未経験でわざわざ人気で重い印を打つ理由もないかなと。ジョスランは前走紫苑Sは回顧で書いたように中盤12.6-12.8-13.1と高速馬場としてはありえへんくらいの中緩みがあってラスト2F11.1-11.2と特殊すぎる流れで勝ち時計もかなり遅く能力査定としては何の参考にもならんレース。これを好走したことで人気になるのがまず嫌やし、馬券圏内に入ったレースは全て自身の上がりは33秒台。要は緩い流れでしか好走した経験がないからタフな流れになりやすい秋華賞で求められるような能力は未知。エリカエクスプレスは桜花賞にしてもオークスにしても中盤緩めるような逃げを打ったけどフェアリーSみたいなタフな流れに持ち込むのが良いと思うんやけどね。個人的には血統や馬体から中距離戦で厳しい流れの自力勝負ができる馬に育ってほしい。今回条件的には悪くないと思うけど気性が相当難しいだけにテン乗りの武豊騎手がどう乗りこなすか。グローリーリンクは前走夕月特別は斤量53キロに少頭数の内枠でロスのない競馬が出来たとはいえ勝ち時計は前週のチャレンジCより速かったように相当。2走前にも締まった流れをマイル戦を速い時計で勝ってることや上がり勝負になったスイートピーSではラスト伸び負けしてることからも緩急のある流れより高速馬場+ワンペースの体力勝負が合う印象。穴っぽいところなら本番に繋がりそうもない流れやった紫苑S組よりは速い流れやったローズS組から選びたい。パラディレーヌは一頓挫後で距離も長かったオークス4着で能力的には上位。ただローズSで直線不利受けたのが強調されて結構人気しそうなのが逆に旨味って点で嫌w個人的には直線の不利より序盤の1番速い部分で思いっ切りリカバリーして脚を使ったことの方がよっぽど不利やったと思ってるんやけどね。丹内騎手に関西のイメージが全くないしもっと良い騎手乗せたれよなと。あとはローズSでは大外枠から外を回しながら4着やったビップデイジー。上がりの掛かる消耗戦に強いキャサリーンパー牝系やし条件も合いそう。ローズS2着のテレサ、3着セナスタイルも高速馬場+ハイペースでパフォーマンスを上げてきたのは好印象やけどそれぞれ上手く乗られたり展開がハマった面はあるからそう何度も上手く行くかってのはあるかな。