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自民船田議員「総裁選挙やり直し」を主張

自民ベテラン議員が「高市総裁の辞任→総裁選挙やり直し」持論を主張 公明の連立離脱受けて (日刊スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec79d0ba023bc5169406be4c0c30c36df261fb98



船田元氏の「総裁選やり直し」提案をめぐる問題点とは?

2025年10月12日、元経済企画庁長官の船田元氏が自身のSNSで「高市早苗総裁は辞任し、総裁選をやり直すべきだ」とする異例の提案を発表しました。これは、公明党の連立離脱を受けた対応としての主張ですが、党内外に波紋を広げています。

この提案には、少なくとも3つの重大な懸念があります。

① 党内民主主義の否定
高市氏は、党員投票という正式な手続きを経て選ばれた総裁です。にもかかわらず、公明党の連立離脱という外的要因を理由に辞任を求めるのは、党員の意思を軽視する行為といえます。

「選挙結果が気に入らないからやり直す」という論理は、民主主義の根幹を揺るがす危険な前例となりかねません。政党内の選挙であっても、正統性を守ることは極めて重要です。

② 他党の意向による人事介入の容認
船田氏は「公明党との再連立のために高市氏を退かせるべき」との趣旨の発言をしています。これは、自民党の人事を他党の意向で左右することを容認する姿勢と受け取られかねません。

政党の独立性、自律性は、民主政治の基本です。他党の都合で人事を動かすような前例ができれば、将来的に自民党の独立性や信頼性が損なわれる恐れがあります。

③ 政局の混乱と国民への不誠実
総裁選のやり直しは、政局の混乱を招き、政策の停滞や国民への説明責任の欠如につながります。国民から見れば、党内の権力争いが優先されているように映る可能性もあります。

政治の安定と透明性は、国民の信頼を得るために不可欠です。こうした提案が党内で広がれば、自民党の求心力はさらに低下するかもしれません。

総括
船田氏の提案は、党の制度的安定性や民主的正統性を損なうリスクを孕んでいます。政党の自律性と党員の意思を尊重する姿勢が、今こそ問われています。


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