猫じゃない「cat」
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/10/18 08:00:50
実は一年前からcatなの。
猫じゃなくて、白内障の英語略ね。
それで一年に一度検査を受けていて昨日も行ってきた。
結果は両目とも矯正視力は1.2で問題なし。
ちなみに裸眼視力が悪くても眼鏡で矯正できるうちは、病的とは捉えないんだよ。
でも、たいていの白内障は経過がゆっくりで本人が気が付かないうちに病状が進むの。こう書いている今も、実はわたしの目で見る世界は白内障が全くない若者の見る世界とは違うのだと思う。そして、それを確かめる術はない。
昔、眼科で勤務していた時ある女性が白内障の手術を無事に終えて数日後のエピソードなんだけど。「わたしは、こんなに派手な服を着ていたのね。もっと落ち着いた色だと思っていた」と、自分の服を見て感じたそう。
これは、けっこうショックだったと想像する。
わたしの場合、絵を描いてるのでその色合いが実は自分が観ている色と第三者が観ている色が違うものだったらこわいなと思う。
ある絵描きさんは、白内障手術後絵が描けなくなった(色が違い過ぎて)という。
どうなるかなあ。ただ、あまり早くに白内障手術をするのもデメリットがある。
今後、10年以内に白内障手術後に目の中に埋め込む「眼内レンズ」が大幅に進歩する可能性が高いから。
人間の目は(若いうちは)遠くのものを観る時と本などの近くを観る時で目の中の水晶体の厚みを変えることでピントを合わせている。
年をとって、その水晶体が(伸びきったゴムみたいに)弾力を失うことが「老眼」の正体。
白内障の手術後に入れる眼内レンズも原則的にはそういう調節が出来なかったのだけど現在疑似的にその形を変える(自動で)レンズが開発中で、早ければ5年くらいで臨床試験開始だそう。
臨床試験の結果、一般の眼科にも普及し出した時に手術を考えるのがいいかもしれない。
見えてるものも、聞こえる音も、匂いも味も、本来生き抜くために必要だったものを楽しいかわいい美味しいで使える贅沢な世界よねぇ。
せんちゃんは医療関係の情報をこんなに遠い京都に住む私に教えてくれたりして、本当に、ありがとうせんちゃん、ありがとう世界、って思う(・ω・)
他人にどう見えるかは、実際のところ確認しようがないわけだから、今の自分に見えている世界を描くしかないんじゃないかなあ。
ペパーミントグリーンを見るといつも、グリーンかブルーかで娘とバトルになるもん。
私が履いている灰色がかった薄い緑のズボンが何色に見えるか会社で聞き取り調査をしたところ、グレー派とグリーン派で半々くらいだったよ。
老若男女あんまり関係なかった。
私にはくすんだグリーンに見えるんだけど、娘に至っては一見グレーっぽいけど近くで見ると水色に見えると言っているし。
かくのごとく、見える世界は人それぞれなのであります。
そうなのよ。
昔、動物によっても昆虫の種類によっても全く「目」の機能が違うことを知って驚いたことがあるよ。
トンボとかの視覚を得たら気が狂ってしまうだろうなあ。
人間同士だって、実はその住んでいる場所の緯度とか環境によって色の見え方が違うらしいし。
色覚異常の人の世界だって教科書では習ったけれど、本当にそういう色なのかは当人じゃないとわからないよね。
不思議。
白内障、紫外線が強いとなりやすいし早く進むらしいから年に1回くらいは検査してもらったほうがいいと思うよ。めったにないけど、白内障が進み過ぎて別の合併症が起こるリスクもあるし。
人工股関節の材質や手術方法なども昔に比べたらはるかに進歩していて、良かったなあと感じる日々。
白内障もさらに良い手術方法や革新的なレンズが使われるようになるといいよね。
迫力あるAAでした(笑)。
まあ、考えてもわからないことは考えないようにしています。
でも、わたしの見え方が一般的なそれとは離れている可能性も頭に入れておくのは大事かなあ。
飾ろうとしても、すぐにボロが出てしまうわたしです。ありがとうです(^▽^)/
でもそれ、私、子供のころから不思議だったんだけど、
「赤」って言ってる色が、他の人にも「赤」という名前だとしても、同じ色に見えてるかはわからないよね。
今だとパソコンとかの画面、液晶の品質や調整でけっこう色変わったり、
人によって同じものが見えたり見えなかったりするし。
しずかさんの言うように、それもまた個性というか、面白みだったりするんじゃないかな。
でもとにかく、白内障の手術はよく考えたほうがいいね。
私もたぶん、なってるんじゃないかと思う。
老眼は間違いなく、なってるしね……。
でも新しい治療法が出てきてくれるのは嬉しいね。
他にも色覚異常・色盲・4色型色覚といったいわゆる他の人には見えない感覚で大成された画家はたくさんいます。
(コンチェッタ・アンティコ)
他の人にどう見られるか?ということを考えることも「プロの絵描き」としては大切だとは思いますが、せんちゃんさん一個人の思うがままの絵を描けばよいかと思います。
飾らず・媚びず・ありのまま・そのままのせんちゃんであってほしいと思います。
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ 「色が違って見えてもそれが個性だ」
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-…、 ) | と 考えるんだ
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `……´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
′ / ! ヽ
例えばですがポスト印象派の大家ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ)は色覚異常だったと言われています(先天性のなのか薬の影響かは不明です)。そのためゴッホの色遣いは(没後ですが)「感情を直接表現するような大胆な色彩」と評される大家となられました。
もしゴッホが色覚異常でなければ大胆な色遣いの名画はこの世に存在してなかったと思います。