Nicotto Town


ふんわりボッカン島風土記


タイトル



「まず牛を球とします。」 刈湯葉 河出文庫
新聞のレヴュだか広告だかで見憶えてて買った。
牛を使った競技でも創案したのかと思ったら
文庫版のためのあとがき に由ると元は

有名な科学者ジョーク 『球形の牛』 

なのだそう。
『物理学者は物事を過度に単純化する』傾向があるらしい。

う~ん、牛はドーナツなんじゃないかな?

SF作品集。キレがあると云うよりは
ジワジワと来るタイプ。

#日記広場:日記

アバター
2025/10/29 04:26
>カトリーヌさま 「ちくわ」と「ドーナツ」は同じじゃないですか(笑
         
         この作者は、小学生の時に『太郎君が浴びる雨水の量を計算せよ』
         という問題に出会っていて、諸々の条件の最後にあった
         『ただし太郎君は下図のような直方体とする』に衝撃を受けたそう^^
         後に大学で『休憩の牛』を聞かされても
         「ああ、直方体の太郎君のことね」と
         ごくすんなりと受け入れられた のだとか。。

         本のご紹介ありがとうございました♪
アバター
2025/10/28 10:07
牛は穴の開いた円柱形、いわば「ちくわ」かもしれませんよ~(笑)。
こんな歌もあります(↓)。
https://www.youtube.com/watch?v=x4fzqHti5mA


”『物理学者は物事を過度に単純化する』傾向があるらしい”

これに関しては、元ネタ?と思われる本があります。

*ローレンス・M・クラウス「物理学者はマルがお好き」 ハヤカワ文庫

第1章に”牛を球とする”、物理学者の思考形式の説明があります。

なお、著者のクラウス氏はプロの物理学者だけど、SFへの関心も高く、
スタートレックの小道具・大道具に関する論考を述べた著書もあります。

① ローレンス・M. クラウス「SF宇宙科学講座」 1998
② Lawrence M. Krauss 「The Physics of STAR TREK」1995 (英文)

①は②の日本語版かもしれません。 ワタクシは②を持ってます。



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