カーテンコール
- カテゴリ:日記
- 2025/10/31 08:21:29
物語のおわりにもう一度ビロードの幕が上がり
登場人物たちが舞台に並ぶ。
今回の出演者は‥ わたしだけ‥
ながいながい一人芝居を延々と続けて来たけど、もうおしまい。
ひょっとして、わたしって。
悲劇のヒロインにでもなりたかったの?
可哀そうな恋物語の哀れな主人公でも演じたかったの?
てゆうか、まさか、わざと?
それって究極のナルシスト? 滑稽^^
それじゃあ誰も感情移入できないよ?
そんな、くだらないお芝居‥
見てて笑えるだけだから。
ああ、この歓声‥。
そうか、そうだったんだ‥
この拍手は、この喝采は、讃えてるんじゃない。
‥哀れんでるんだ‥
こんなお芝居を続けて来たわたしに対する
せめてものねぎらい‥
せめて‥潔く‥「終わりよ。さあ、舞台を降りなさい」ってゆう。
闇に浮かぶ漆黒の観客席に向かって、わたしは深々とお辞儀をした。
‥やがて、ゆっくりと、スルスルと、幕が下りてきて‥
‥一つ、また一つ、スポットライトも消え‥
波のようにさざめくカーテンコールの余韻を聴きながら、段を降りた。
舞台袖から控室までの通路には、もう
‥自分の靴音しか聞こえない。ここは、独りぼっちの冷たい世界。
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コメントありがとうございます♪
いちおうフィクションですので‥^^
でも、つい最近までは私もmikkoさんと同じように考えてましたけど‥
過去への追想を重ねて、ちょっとちがうものを見てしまいました。
なかなか根深い自分への旅でした。
でもそれでもいろいろ小さな楽しみもあったかな。
そう思えば素晴らしい人生じゃないけど、まんざら悪くはないかな。
満点の人生は、かえって虚しいかも。
コメントありがとうございます^^
あはは、いちおうフィクションですので‥
日記は誰にも見られるものですから
そのままを書いてしまう訳にもいきませんw
あ、先ほどはいろいろありがとうございました~♪
直向きに何かしらしていると
…他の人にも何かしらの心の揺らぎみたいのが、起きるような気がします。
独りぼっちに感じしてしまう時もあるのかもしれないなぁと…。