天官賜福 って、BLだったと今頃気付きました。
- カテゴリ:アニメ
- 2025/11/03 17:17:13
天官賜福企画展テレビCMを見て、「そういえば、このアニメ。豪華声優陣に惹かれて視聴したものの、なんだかよくわからなかったなあ。」と思いました。
(←つまらないわけではないですが、原作未読だと何が何だかわからないというか。各キャラが呼び名が複数あるせいで、誰の話をしているのか、全くついていけなくて。最後は、戦闘シーン格好いいなあ、美形ばかりで目の保養。と理解を諦め、まったりと視聴していました。)
企画展をやるくらい人気ならば、原作小説を読んだら面白いのかな?
軽い思い付きで図書館で一巻と二巻を予約し、届いたので読み始めました。
アニメだけだとよくわからなかった設定も、きちんと説明を読むと、あれはそういうことだったのかと理解出来てなかなか面白い。原作を読んでからアニメを見ていたら、もっと楽しめたかも。と、後悔しながら一気に読み切りました。
そのまま三巻を図書館で予約しました。3巻を受け取る際に、表紙を見て、おや?と思いました。もしや、これって、BLだったのか?
(本のあらすじを見ると、はっきり書いてありましたが、ネタバレになると思いこれまで全く読んでいなかったので。)
BLは中高生の時友人の熱心な勧めで読み、ドン引きした過去があります。
苦手意識があるジャンルです。
今からでもやめるべき?いや、でも1巻、2巻は面白かったし、続きが気になる。
悩みつつも恐る恐る読み始め、ああやっぱりBLだった、と思いました。それでも、読む手は止まりません。読了後、すぐに図書館に四巻を予約しました。五巻も図書館に入荷次第、予約しようと思います。
四巻が届くまでかなりかかりそうなので同作者の魔道祖師も、読み始めました。
こちらのアニメも見ようとして、最終章では見てもわからないなと、断念したのを思い出しました。執筆作品がすべてメディア化って、すごいですね。
デビュー作の人渣反派自救系統 クズ悪役の自己救済システム 一巻を読み、続きが気になりすぎて、書籍化を待てず分冊版を購入しました。(他の作品は図書館頼みで一切お金を払っていないのだから、たまにはいいだろうと思いましたが、4千円+消費税が消えて遠い目しました。連載はまだ続き、毎週110円かかりますが、むしろ楽しみなくらいハマりました。)
主人公が現代人な上に、長々続くしんどい過去話がなく、同作者の3作品の中で一番読みやすいですね。
なぜ苦手なBLなのに、こんなに面白いと思ってしまうのか?
①最初の数冊は、BL要素が薄め。事件が起き、謎を解き、解決というミステリー要素がメインなので、すらすら読める。
②なぜ好きなのかが、じっくりと丁寧に描かれている。いずれも、相当長い片思い期間のため、「ここまで好きならば、報われてほしい」という気分に自然になるので、本格的にBL要素が出てくるころには、生理的嫌悪よりも「報われそうだよ。よかったね。」と歓声を上げてしまう。
友人に、すっごく面白いと報告したら、おススメBLをいくつか示されましたが、「多分読めない。」とお断りしました。この作者だから、好きなのだと思います。
とりあえず、この作者の本を読むきっかけをくれた、天官賜福というアニメには深く感謝しております。いつか、もう一回視聴してみたいなあ。



























ちなみに、中国だと耽美と呼ぶそうです。