Nicotto Town


夢に見た我が家は、天と地がさかさま


深宇宙と脳と宗教のこと


気がつけば師走も間近。

部屋がごちゃっとモノだらけで、あまりに見苦しいので、
大晦日までには部屋を片付けたいと、のろのろ頑張ってます。
おはこんばんちわ、いつまで掃除してるんだよ、な呑気さとしっくです。

ところで。
最近、片膝が痛くて病院に行きました。
時々、はっとするくらいの痛みがあるので、まさかヒビでも入ったかと、
焦りに焦りまくりましたが、特になんでもなく、
湿布と痛み止めをもらって帰宅しました。

そのとき、ふと、自分の体のことなのに、自分ではなにもわからない、
レントゲンなどをとってもらって、ようやく症状が判明することに、
なんとなく不思議さと面白さを感じました。

私は昔から、宇宙と脳の働きと宗教に興味がありまして。
どれもが、現在の研究では未知だらけなことに、心が惹かれました。
どれも日常に関わってくるのに、どれもが分からないことだらけ。
そんななかで、なにひとつ疑問に思わず生きている。
それが、なんとも奇妙な感じがしたのです。

もちろん、この世界の仕組みや構造を知らずとも生活できます。
深宇宙のこと、深海のこと、シナプスのこと、日本人の宗教観のこと、
こんなことは、研究者の方々の分野で、一般人には縁遠いかもしれません。
素人が一般向け学術書を読んだって、結局は混乱したり知ったかぶるだけで、
なにひとつ、身につかないことを、私は経験で知っています。
私は地頭が悪いし、理論的に物事を考えられないし、そもそも高卒ですから、
理解できなくて当然だと分かっています。

しかし、私はいつも考えてしまうのです。
かつて、天動説が信じられたように、科学に大きな転機がくるのでは、
星々の謎が、宇宙の果てが、詳らかになるのではないか。
脳の様々な作用が、明らかになるのではないか。
日本の、神々を取り込んでしまう思想が変わるのではないか。
歴史では、今となってはおかしな理論が、正しいと信じられてました。
技術と科学のない時代、それはどんなに変でも、真実だったのでしょう。
となれば、この先も唐突に、あらゆる事象がひっくり返るかもしれません。
むしろ、刻々と変化しているのではないでしょうか。

そうやって、まだまだ隠されている世界を思うと、
希望と同時に不安も覚え、悩むこともあります。
新しいなにかが目の前に現れたら、自分は、それを認められるのか。
古い考えから、発想をシフトできるのか。
歳をとるにつれ凝り固まった偏見から抜け出せるのか。
己の古くささを打ち破れるか、と想像すると、
停滞が恐ろしく怖くなります。

なんて。
益体もないことを思っては、それでも自分が前を向いていきたい、
どんなに老いても世界をグローバルに捉えたい、
そこに驚異と敬意で考える(平沢進の楽曲歌詞)自分でありたいと、
なんとなくぼんやり、日々、夢想しているのです。

とはいえ、今でさえ情報社会になじめてはいませんけどね。
精進あるのみです。

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