銀杏並木
- カテゴリ:小説/詩
- 2025/11/29 22:35:54
黄色い絨毯の上を歩く
秋の日
少し冷え切った空気に
枯葉を踏む音が浸み込んでいく
黄色に染まった葉は雲のように天に覆いかぶさり
その間から澄んだ青い空がのぞいている
枯葉を踏む音は
あなたのささやく声のよう
あなたは澄んだ青空になって
わたしを見守ってくれている
やさしく秋の風が吹いた
いくつもの葉が舞い落ちてくる
一つ一つが
あなたからのメッセージだ
枯葉が舞い上がり
足元にあなたへの道を作る
また風が吹いた
一枚の落ち葉が髪に触れた
あなたの指が
触れた時のように
そっと
そしてやさしく

























コメントありがとうございます
今日から寒い日が続きそう
風邪をひかないように暖かくしないと・・・
黄色に染まった銀杏並木に青い空
毎年の秋ですね
我が家の近辺では
紅葉より黄色い葉っぱががぜん多い
まだ葉は残っているけど
雪に白く染まらないといいな
今年の冬は寒いのか暖冬か
出来れば少しでも暖かな方がいいかな
冬が「どけどけ」と言わんばかりに襲来しそうです。
木曜日は関東も雪が降る予報ですよ。
短い秋ですが、お天気に恵まれ、詩のような景色が続いてました。
後半8行にきゅんきゅんです。
温かいぬくもりを感じます(´艸`*)