重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/12/15 19:53:24
今週末の重賞は朝日杯FS、ターコイズSの2つ。
【朝日杯FS】過去5年全てでテンの3Fは34秒前後で0秒9~2秒0のハイペースと阪神JFと比べても前傾度は高め。これは牡馬は中距離向きの馬がホープフルSや東スポ杯に行くことでマイル以下を使われてきた馬の割合がより多くなるからかなと。そして中盤緩んで直線再加速の差し有利になることが多いレース。阪神JFもそうやったけど前走馬券圏外からの巻き返しはほぼなく10年遡ってもクリノガウディー(東スポ杯7着)だけ。前走3着馬を含めてもシャドウアプローチ(京王杯2歳S3着)を加えた2頭だけと前走で連を外してるような馬はかなり厳しそう。血統では主流血統が普通に強いけど近年はキングマンボやトニービンが目立つ。
リアライズシリウスは前走の新潟2歳Sは強かったのは間違いないし時計も優秀な部類やとは思うけど、多くの馬が33秒前後の上がりを使ってるように3番手以降の仕掛け遅れ、乗りヘグリで能力以上に着差がついた感が。あとは逃げ切った新馬戦も含めてストレスフリーな競馬しか経験してへんのは気になる。ペースが上がったり揉まれる形になってもやれるかは未知。まぁ、能力的に勝つチャンスのある1頭ではあるけどギャンブル的な観点で見ると必要以上に人気しそうな馬はあんまり本命にはしたくないかな。エコロアルバは前走のサウジアラビアRCは出負けしてシンガリ追走。勝負所で鞍上の手が激しく動くもなかなか加速せずで本命打ってた身としてはああこれはあかんわって諦めかけてたけど最後300メートルくらいでようやくエンジンがかかって差し切り。ズブいのかまだ競馬がわかってへんのか、先週のアランカールとはちょっとタイプが違う感じはするけど現状位置を取れるとは思えへんから速い流れと多頭数が課題になるのは間違いない。レースレベルとしては当日小雨が降ってたからどこまで影響があったかの判断は難しいけどベースがかなりの高速やったことを考えれば特筆するほどではなさそう。この時2着のガリレア、5着のチュウワカーネギーが次走のデイリー杯で惨敗したし3着ゾロアストロは次走で東スポ杯2着ではあるけどこの馬はマイルは忙しいタイプ。低レベルってことでは京王杯2歳Sは酷いもんで、本来嫌いたい単勝1倍台のダイヤモンドヘッドに本命を打つ以外の選択肢がなかったくらいメンバーレベルは低かった。ブリックスアンドモルタル産駒で母はマカヒキの全姉やからマイルもこなせそうではあるけど千四でずば抜けたパフォーマンスは見せてへんって意味ではスターアニスとはちょっと違うかな。評価したいのはデイリー杯2歳S組。連続開催のBコース使用最終週で馬場も荒れてたことを考えれば勝ち時計も優秀やし、テンの3F34.5とそこそこ流れたペースを経験したアドバンテージも大きい。勿論勝ったアドマイヤクワッズも高評価やけど2着のカヴァレリッツォも外枠から一旦下げて内に潜り込んでリカバリーしたことでガツンと掛かりながら最後までアドマイヤクワッズに食らいついた内容は負けて強し。新馬戦では狭い所を割って突き抜けたようにサートゥルナーリア産駒にしては負けん気の強さを感じるし1度使われたことでガス抜きが出来て状態の上積みも期待出来る。前走テン乗りやったクリデム継続騎乗も良い。穴を探すのは難しいけどコルテオソレイユは前走ベゴニア賞の走破時計はラップが違うから一概に比較はでけへんけど前日の3歳以上2勝Cより速かった。あとはグッドピース。デイリー杯6着は流石に負けすぎな感はあるけど14キロの馬体増で外枠から終始前に馬を置けず浮いたような形になったりと厳しい競馬。ただ新馬戦ではドスローとはいえ11.0-11.0-11.5のラップを差し切った脚力には見所があった。スピード血統なだけに速いペースの方が向く可能性に期待して押さえるのもありかなと。

























