私のバルーン
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/01/13 18:09:29
冬の澄んだ青空が広がっている
風は少し当たるが透明な陽光が暖かい
街に広がる大きな公園に
今私は立っている
ふと私はバルーンをあげたくなった
それは心のバルーン
大きく息を吸い込み
バルーンを吐き出した
飛べ
高くそしてもっと高くどこまでも
青空を抜けて
宇宙のかなたまで
地上にいる
私の体が小さくなっていく
私が私を見ている
今日の私はちょっと眠たい顔をして
お腹を空かした顔をして
いつものように全力で動き回ることもなく
ポツンと空を眺めている
それで好いのかもしれない
そんな姿を近くで飛び回っている
小さな女の子が笑ってみている
それで好いのかもしれない
またすぐに戦いが始まる
高層ビルが立ち並ぶジャングルへと出征するのだ
そう
今日の空は限りなく青い
私の心はその中を自由に飛び回り
宇宙へと抜けていく

























