Ⅰ⇒Ⅳ⇒Ⅴを楽しむための10曲
- カテゴリ:音楽
- 2026/04/11 16:58:37
あぁホント、音楽の話題以外書く気がしない。俺は音楽でできているのだ。
さて、ドミソ/ファラド/ソシレの三つを主要三和音と呼ぶそうですが、
これを聴きとれることって、音楽楽しむうえでけっこう大切だと思います。
Ⅰの和音、Ⅳの和音、Ⅴの和音と呼ぶとちょっとカッコいいかも。
ブルースという音楽の多くはこの三つでできておりまして、
ジャズやロックの基本でもあります。Ⅰ/Ⅳ/Ⅴを使う12小節のものが代表。
ブルースに慣れると、ロックンロールとジャズの基礎の基礎が分かる。
そこで今回は、調性と和声進行が明確なブルース曲ばかり挙げてみます。
ああ、こういう感じね!って掴めると、聴くのが楽しくなる可能性大。
【1】Everyday I have the Blues (B.B.King)
ブルースの神様BBキング。あらゆるギタリストは足を向けて寝られない偉人。
山ほどテイクがありますからどれ聴いても宜しい。ジャズっぽいでしょ?
これを8ビートにすれば、次のようにロックンロールになるわけです。
【2】Roll Over Beethoven (Chuck Berry )
こちらはロックンロールの神様。生で観たときのカリスマ性は凄かった。
どうです? リズム違うけどⅠ、Ⅳ、Ⅴを使ってるのが共通してるでしょ。
これを理解して、楽器で和音三つ覚えれば、数百曲はできるはずです。
【3】Now's the Time (Charlie Parker)
ジャズ(ビバップ)作った神様、チャーリーパーカーの曲。
ね、テンポ早いけど基本はⅠ、Ⅳ、Ⅴなのはわかりますよね。
そこから(クラシック的には)ちょっと外れて聴こえるのがジャズの特徴。
【4】Death Letter Blues (Sun House)
ブルースに戻ります。弾き語りデルタブルースの伝説、サンハウス。
クラプトンが崇めるロバートジョンソンにギター教えた先生です。
カッコいいでしょ。21世紀の現在、こういう音楽好む若い人も増えている。
【5】I Can't hold up baby (Fleetwood Mac)
60年代英国三大ブルースバンドの一つだった時期のフリートウッドマック。
【4】同様にボトルネック(スライド)ギターが入ってます。
この延長線上に、現代のテデスキ=トラックスバンドもいるわけです。
【6】The Sidewinder (Lee Morgan)
名トランペッター、リーモーガン中期の代表曲、聴いたことあるかも。
おそらく24小節なんだけど、どうでしょう? コード進行が予測できるでしょ。
分かってくると楽しくなる。ソロよりバックのピアノに耳が行くかも。
【7】Thrill is gone (B.B.King)
もう一度ブルースの神様に、短調のブルースを聴かせていただきましょう。
短調なのが分かりますよね。そして和音が3つなのもおわかりですよね。
あなたは通称ブルース進行と呼ばれる12小節を会得しつつあるのです。
【8】Mr.P.C (John Coltrane)
サックスの巨人で理論的インフルエンサーだったジョンコルトレーンの曲。
ララシシドドレレミーと吹いてるのがわかるはず。【7】同様でテンポが速いだけ。
これもバックのピアノやベースに耳を傾けると、コード進行がより明確に。
【9】Strange Brew (Cream)
これまた神様と呼ばれるエリッククラプトンが在籍していたトリオの曲。
ロックは長調か短調か曖昧にすることが多いのですが、わりとマイナー感あり。
いかがでしょう。【1】から【9】まで全て代表的なブルース、共通してるでしょ?
【10】Freddie Freeloader (Miles Davis)
最後にちょっとした応用編。御大マイルスデイビスの有名曲です。
12小節の終わりの方で、ちょっと外れてる/腑に落ちない感じがあるでしょ?
そこがジャズのジャズたる由縁、『ヘン』の第一歩なのです。
三つの和音から外れる(ように聴こえる)音もたくさんありますが、
けっきょく土台はⅠ/Ⅳ/Ⅴ。今は動画も良い教科書も山ほどありますから、
興味があれば読んでみてね。聴くのも演るのも、更に楽しくなりますよ。

























