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おすすめの本は?


魔法使いハウルと火の悪魔(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著)でしょうか。

「荒れ地の魔女に呪われて、私は老婆に変えられた」と書かれた帯に、ホラーかなと思い、読み始めたのですが、予想外に中身は明るかったです。

主人公は幼少期に実母に先立たれ、迎えた金髪美女の義母の元に二人の妹が生まれた、というやや複雑な境遇の長女ソフィー。
3姉妹全員美人なのですが、自分に自信がなく、着飾ることもしない、地味な少女でした。
父が急死してしまい、いきなり実家経営の帽子屋の跡継ぎに指名されます。帽子を売っていた矢先、いきなり飛び込んできた美女(のちに荒れ地の魔女、と呼ばれる悪い魔女と判明)に、老婆に変えられてしまいます。
老婆の姿では、誰も私だとわからないだろうと、ソフィーは、帽子屋を飛び出します。魔法使いハウルの動く城にたどり着きます。そこで、ハウルに大きな力を与える火の悪魔カルシファーに会い、「自分は、ハウルの契約に縛られている。どうにかして、ハウルから解放してほしい。それが出来たら、あんたにかけられた呪いをといてあげる。」と言われ、住み込み掃除婦として、ハウルの家に転がり込みます。卑屈で縮こまっていたソフィーが、老婆になることで、本来の自分を出せるようになり、生き生きし始めます。

なぜ、荒れ地の魔女の恨みを買ったのか?
カルシファーは、なぜハウルとの契約解除を望んでいるのか?など、本書にはいくつもの謎があり、ファンタジー小説ですが、ミステリーのような魅力もあります。ソフィーとともに、わくわくと冒険を楽しみ、ミスリードに振り回されつつも、謎がすっきりと解かれ、ああそうだったんだ、と満足感ある終わり方を迎えます。

児童書ですが、大人が読んでも唸るくらい深みがあり、読みごたえがあります。
私が本書を読んだのは10歳の時で、図書館で読み終えた直後、本屋に買いに行きました。大人になった今でも、大事な一冊です。

#日記広場:おすすめの本は?

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2026/04/11 23:24
子供の頃からの思い出の貴重な本なんですね。
是非読んでみたいですよ。




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