灰の独白
- カテゴリ:ココロとカラダ
- 2026/04/14 14:53:07
「正義は勝つ」?
笑わせるな。
この街で生き残ったのは、正義でも悪でもない。
ただ、運が良かったか、あるいは誰よりも残酷になれた奴だけだ。
笑わせるな。
この街で生き残ったのは、正義でも悪でもない。
ただ、運が良かったか、あるいは誰よりも残酷になれた奴だけだ。
格言なんてものは、死にゆく者の耳を塞ぐ綿菓子か、
生き残った卑怯者が自分を納得させるための、安い麻酔薬に過ぎない。
生き残った卑怯者が自分を納得させるための、安い麻酔薬に過ぎない。
「人は一人では生きられない」
ああ、その通りだ。
誰かを踏み台にし、誰かを欺き、誰かの屍を越えていかなければ、
この泥濘(ぬかるみ)からは抜け出せない。
だからこそ、俺は独りでいい。
誰の温もりも、誰の期待も、俺の引き金を鈍らせる不純物だ。
ああ、その通りだ。
誰かを踏み台にし、誰かを欺き、誰かの屍を越えていかなければ、
この泥濘(ぬかるみ)からは抜け出せない。
だからこそ、俺は独りでいい。
誰の温もりも、誰の期待も、俺の引き金を鈍らせる不純物だ。
「愛している」
その言葉を口にする勇気も、信じる愚かさも、
とっくの昔に、路地裏のゴミ捨て場に置いてきた。
今の俺にあるのは、
明日の朝飯にありつけるかという生存本能と、
せめて自分の墓標くらいは、自分の手で刻みたいという意地だけだ。
その言葉を口にする勇気も、信じる愚かさも、
とっくの昔に、路地裏のゴミ捨て場に置いてきた。
今の俺にあるのは、
明日の朝飯にありつけるかという生存本能と、
せめて自分の墓標くらいは、自分の手で刻みたいという意地だけだ。
綺麗事は、もうたくさんだ。
世界は残酷で、不条理で、救いようがない。
だが、その絶望の底にこそ、
嘘ひとつ混じらない「本当の闇」がある。
世界は残酷で、不条理で、救いようがない。
だが、その絶望の底にこそ、
嘘ひとつ混じらない「本当の闇」がある。
そこには、救いも、格言も、神もいない。
ただ、俺が俺として、最期まで立っていられる場所があるだけだ。
ただ、俺が俺として、最期まで立っていられる場所があるだけだ。
……ふん、話しすぎたな。
安物の酒と孤独は、男を饒舌にする。
安物の酒と孤独は、男を饒舌にする。

























