窓に寄せて
- カテゴリ:その他
- 2026/04/17 08:13:08
風が あんなに優しく
僕の部屋の窓を 叩いています
淡い光を透かした うすい絹のように
それは 春という名前の 見知らぬ訪問者です
僕の部屋の窓を 叩いています
淡い光を透かした うすい絹のように
それは 春という名前の 見知らぬ訪問者です
僕は 机の上の書きかけの詩を
風の吹くままに 委ねてみようと思います
風は 遠い山々の 冷たい雪の記憶と
まだ見ぬ野原の 若草の歌を 運んできてくれる
風の吹くままに 委ねてみようと思います
風は 遠い山々の 冷たい雪の記憶と
まだ見ぬ野原の 若草の歌を 運んできてくれる
ああ 昨日までの僕の哀しみも
この透明な風のなかに 溶け去ってしまえばいい
パステルで描いたような 空の青さに
僕の心は 静かに どこまでも広がっていく
この透明な風のなかに 溶け去ってしまえばいい
パステルで描いたような 空の青さに
僕の心は 静かに どこまでも広がっていく
風は さよならも言わずに 過ぎてゆきます
僕の指先に かすかな花の香りを 残したままで
僕の指先に かすかな花の香りを 残したままで


























