死者の日(万霊節)
- カテゴリ:日記
- 2009/11/02 13:32:22
死者の日(万霊節)
11月2日は、死者の日(万霊節)です。
キリスト教・カトリック教会で全ての死者の魂のために祈りを捧げる日とされています。
11月1日の万聖節が「諸聖人の記念日」なのに対し、万霊節は「諸死者の記念日」と呼ばれています。
かつてカトリックでは、人間が死んだ後で、罪の清めが必要な霊魂は煉獄での清めを受けないと天国にいけないが、生きている人間の祈りとミサによってこの清めの期間が短くなるという考え方がありました。
死者の日はこのような発想にもとづいて、煉獄の死者のために祈る日という性格があったそうです。
先祖の霊を静め、生け贄をささげて供養する日で、仏教でいうところのお彼岸にあたります。
キリスト教の墓地は、11月2日の2日前に、墓地の掃除をしておき、花を持ってお参りをするそうです。
また教会でも死者の追悼ミサが行なわれるそうです。