琥珀色の終止符
- カテゴリ:日記
- 2026/04/21 11:11:29
カウンターの隅、止まったままの時計。
マスターは何も聞かず
ひび割れたグラスに、毒のような琥珀を注ぐ。
マスターは何も聞かず
ひび割れたグラスに、毒のような琥珀を注ぐ。
氷が溶けて、カランと鳴った。
それがこの街で、唯一信じられる音だ。
薄まった安酒が、荒れた喉を焼き
胃の底に眠る「後悔」を、静かに揺り起こす。
それがこの街で、唯一信じられる音だ。
薄まった安酒が、荒れた喉を焼き
胃の底に眠る「後悔」を、静かに揺り起こす。
「お代わりは?」
首を振って、最後の一口を飲み干した。
舌の上に残る苦味こそが
俺がここで生きている、唯一の証拠だ。
首を振って、最後の一口を飲み干した。
舌の上に残る苦味こそが
俺がここで生きている、唯一の証拠だ。
店を出れば、またあの雨が待っている。
コートを濡らし、靴を汚し
ろくでもない現実へと引きずり戻す雨が。
コートを濡らし、靴を汚し
ろくでもない現実へと引きずり戻す雨が。
だが、この一杯で十分だ。
熱を帯びた血が、冷え切った心臓を動かし始める_
熱を帯びた血が、冷え切った心臓を動かし始める_



























