独歩行
- カテゴリ:日記
- 2026/04/24 07:42:51
夜の底を叩く靴音は
誰に聞かせるためでもない
湿ったアスファルトに落ちた
吸い殻の火だけが
俺の居場所を指している
誰に聞かせるためでもない
湿ったアスファルトに落ちた
吸い殻の火だけが
俺の居場所を指している
影は引き摺るためにある
光に背を向け
街灯の届かない路地へと
重い外套を翻す
光に背を向け
街灯の届かない路地へと
重い外套を翻す
馴れ合いの温もりは
安酒と一緒に吐き捨てた
信じるのは
ポケットの中の冷えた硬貨と
この足に伝わる
確かな地面の感触だけだ
安酒と一緒に吐き捨てた
信じるのは
ポケットの中の冷えた硬貨と
この足に伝わる
確かな地面の感触だけだ
行き先は風に訊け
答えはいつも
闇の向こうで沈黙している
答えはいつも
闇の向こうで沈黙している
独りで歩くのは
自由だからじゃない
そうしなければ
魂がどこへも辿り着けないことを
知ってしまったからだ_
自由だからじゃない
そうしなければ
魂がどこへも辿り着けないことを
知ってしまったからだ_



























