霧の停車場2
- カテゴリ:日記
- 2026/04/26 12:11:13
錆びついたレールが
霧の奥へと消えていく
そこは時間の止まった、雨の駅舎
霧の奥へと消えていく
そこは時間の止まった、雨の駅舎
トレンチコートの襟を立て
冷たい風に身を任せる
街灯の光が、一瞬だけ
孤独な横顔を照らした
冷たい風に身を任せる
街灯の光が、一瞬だけ
孤独な横顔を照らした
誰も来ない
誰も待っていない
誰も待っていない
霧は、吐き捨てた言葉を隠すように
街の明かりをすべて飲み込んだ
雨粒が、古い鉄の屋根を叩く
まるで過ぎ去った日々を数えるように
街の明かりをすべて飲み込んだ
雨粒が、古い鉄の屋根を叩く
まるで過ぎ去った日々を数えるように
「あいにくの雨だ」
独りごちて、遠くを見つめる
音さえ、霧に吸い込まれていく
音さえ、霧に吸い込まれていく
終着点じゃない
かといって、出発点でもない
ただ、そこに立ち尽くす。
かといって、出発点でもない
ただ、そこに立ち尽くす。
霧にむせぶ、灰色の情景
男は、重く冷たい空気を吸い込み
それとともに、すべてを過去へ追いやった_
男は、重く冷たい空気を吸い込み
それとともに、すべてを過去へ追いやった_



























