埠頭のブルース -5月のモンク-
- カテゴリ:日記
- 2026/05/01 23:50:57
5月の夜風は、裏切りの味がする。
埠頭の隅、錆びついたコンテナの陰で、
ポケットのウィスキーを煽る。
安物のバーボン、
冷えた喉を通り過ぎる時だけが、確かな現実(リアル)だ。
埠頭の隅、錆びついたコンテナの陰で、
ポケットのウィスキーを煽る。
安物のバーボン、
冷えた喉を通り過ぎる時だけが、確かな現実(リアル)だ。
ラジオから流れる、セロニアス・モンク。
不協和音が、5月の湿った夜空に不器用に溶けていく。
ピアノの鍵盤を指が跳ねるたび、
誰かの秘密が、また一つ闇に葬られる。
不協和音が、5月の湿った夜空に不器用に溶けていく。
ピアノの鍵盤を指が跳ねるたび、
誰かの秘密が、また一つ闇に葬られる。
向こう岸の明かりは、幻影。
ここには、俺と、モンクと、
捨てきれない過去の残骸しかない。
ここには、俺と、モンクと、
捨てきれない過去の残骸しかない。
煙草の煙が、5月の風に巻かれて消えた。
さあ、時間だ。
次は、どのドアを叩けばいい?
さあ、時間だ。
次は、どのドアを叩けばいい?

























