星屑のひそやかな夜に
- カテゴリ:ココロとカラダ
- 2026/05/20 01:07:45
五月のまんなかの つめたい夜に
ぼくらは しずかに よりそっていた
窓のそとには かすかな青い闇と
またたく星屑の ふりそそぐ音ばかり
ぼくらは しずかに よりそっていた
窓のそとには かすかな青い闇と
またたく星屑の ふりそそぐ音ばかり
風は やさしい追憶のように
ぼくらの髪を そっと撫でてゆく
なにかを言いかけて やめてしまった
きみの唇の かすかなふるえを
ぼくは だまって見つめていた
ぼくらの髪を そっと撫でてゆく
なにかを言いかけて やめてしまった
きみの唇の かすかなふるえを
ぼくは だまって見つめていた
幸福(しあわせ)は きっとこんな風に
だれにも気づかれず すぎてゆくもの
失われた季節の ノートのすみに
書き残された 小さなパステル画のように
だれにも気づかれず すぎてゆくもの
失われた季節の ノートのすみに
書き残された 小さなパステル画のように
星屑は いまも降りつづけてゐる
ぼくらの肩に やわらかな光の粒をのせて
夜が あかるい朝につづくことさえ
いまはただ かなしい約束のようで
ぼくらの肩に やわらかな光の粒をのせて
夜が あかるい朝につづくことさえ
いまはただ かなしい約束のようで
きみのてのひらの あたたかさだけが
この消え入るような夜の たしかなしるし
この消え入るような夜の たしかなしるし
























