青い夜のための十四行詩
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/05/23 21:43:14
それは かつて私たちが語りあつた
ちひさな約束のやうに ひそやかで
私はひとつの涙の雫を
外套のポケットに そつと忍ばせてゐる
ちひさな約束のやうに ひそやかで
私はひとつの涙の雫を
外套のポケットに そつと忍ばせてゐる
風が吹いて 梢のあいだを通りすぎるとき
失はれた日々の うす紅色のパステル画が
追憶のなかで 優しく揺れるけれど
私はもう ふりむくことをやめよう
失はれた日々の うす紅色のパステル画が
追憶のなかで 優しく揺れるけれど
私はもう ふりむくことをやめよう
窓のそとには ただ青い夜がひろがり
星たちは冷たい銀の針をふるはせて
消え去つたものたちの 名前を呼んでゐる
星たちは冷たい銀の針をふるはせて
消え去つたものたちの 名前を呼んでゐる
私のポケットのなかで あたたまる雫
それは明日の 名もなき朝露にかへるため
私は静かに この夜のなかを歩みだす
それは明日の 名もなき朝露にかへるため
私は静かに この夜のなかを歩みだす



























春が来たなどと、誰が言ったのでしょうか。昨日はトレンチコートの襟を立ててしのいだ冷雨、本日は一転して、アスファルトを陽炎が揺らしています。この街の気候は、いささか情緒が破綻しているようです。クローゼットを開けるたび、私は試されています。ウールの重厚なコートをまだ信じるべきか、それとも、頼りないシャツ一枚で街へ出るべきか。選択を誤れば、容赦のない悪寒という名の銃弾が、この胸の奥を撃ち抜くことになるでしょう。昼間の甘い陽気に騙されて、油断をしてはなりません。太陽がビルの向こうへ身を隠した瞬間、夜風はたちまち、冷酷な暗殺者へと変貌するのですから。私はただ、静かに葛藤を受け入れるだけです。マフラーを外すべきか、ポケットにねじ込むべきか。この理不尽な季節のゲームに、終わりはありません。体調管理という名の防弾チョッキを、決して脱ぎ捨てぬよう、お気をつけください。この過酷な春の狭間で、生き残りましょう。それでは、良い一日を。
旧仮名遣い。
なんだか新鮮です。
日本語って、本当に表現が豊かですね。
何だかもう梅雨のようなお空です。
今日もどんより曇り空。
降ってはいませんけれど。
それに、肌寒いです。
昨日、お仕事行くとき、駅で電車待っていて寒くて「もう1枚羽織って来ればよかった・・・。」と後悔。
今日もトレーナー着こんでます。
コーヒーもホットに逆戻り。(*^^*)
まぁ、暑くて汗タラタラよりはいいです。
それでは、今週もよろしくお願いします。
あっという間に5月も下旬ですね。